レシピ動画の材料と分量のテロップは、どこにどう出す?読める見せ方
レシピ動画で材料や分量をテロップにするときの基本。出す位置、表示時間、文字量、単位の書き方、見切れ防止まで、視聴者が読み返さずに済む見せ方を解説します。
レシピ動画の材料と分量は、「冒頭にまとめて出す」のではなく、「使う場面で1つずつ出す」のが基本です。そうすると視聴者は覚えずに済み、手順と材料が結びつきます。ここでは、表示の位置、時間、書き方を具体的に解説します。
なぜ冒頭に材料を並べないほうがいいのか
材料を冒頭に一覧で見せたくなる気持ちは分かります。しかし、ショートの最初の数秒は、視聴者が続きを見るか判断する大切な時間です。そこに文字が並ぶと、完成品の魅力が伝わる前に離れてしまう可能性があります。
全部読ませたい場合は、冒頭ではなく、最後の数秒に一覧を出すか、概要欄や固定コメントに書いて誘導する方法が現実的です。保存して後で見返したい人にとって、一覧がまとまっていると便利です。
使う場面で出す方法
具体的には、材料を入れる瞬間に「しょうゆ 大さじ1」のように短く表示します。表示時間は、読み上げて1回読み切れる長さに少し余裕を足した程度が目安です。短すぎると読めず、長すぎるとテンポが落ちます。
同じ調味料を何度も使う場合は、「A:しょうゆ 大さじ1」のように記号でまとめると、画面が整理されます。複数の材料を同時に入れる場面では、2〜3行までにとどめてください。
書き方のルール
分量の書き方が揺れると、読み間違いの原因になります。次の点を統一してください。
- 単位は「大さじ」「小さじ」「g」「個」を一貫して使う
- 「1/2」より「半分」「0.5」など、読みやすい表記を選ぶ
- 「適量」「少々」は、目安が分かる補足を添える
- 食材名と分量は同じ行に書く
- 人数分(例:2人分)を最初か最後のどこかに必ず示す
計量の表記は、読者が失敗しないことが最優先です。大さじ・小さじの容量や調理器具による差は、実際に自分の道具で測った値で書いてください。
位置と大きさ
縦型のショートでは、画面の下端はスマホのUI(タイトルやボタン)に隠れやすい領域です。テロップは、画面の中央から少し下のあたり、料理の邪魔にならない位置に置きます。俯瞰撮影の場合は、皿やフライパンの上下に余白ができるため、その空白部分に文字を置くと食材が隠れません。
文字サイズは、スマホで見て指で隠したときに読めなくなるほど小さいのは避けてください。目安として、画面の幅の7〜8割に収まる程度の大きさにし、背景と色のコントラストを付けます。フォントや色の詳しい選び方は、別記事で扱います。
最終チェックリスト
書き出す前に、実機で再生して、次の点を確認してください。
- 材料が入る瞬間に、文字が出ているか
- スマホのUIに文字が隠れていないか
- 表示時間が短すぎて読めないところがないか
- 誤字、単位の間違い、分量の間違いはないか
よくある失敗例
ありがちな失敗は、文字を詰め込みすぎることです。たとえば、材料7種類を一度に画面に出すと、読むのに時間がかかり、手元の動きが見られません。その場合は、「メイン食材」「調味料」の2グループに分け、タイミングをずらして出します。
もう一つは、同じ画面内に複数のテロップが重なることです。材料テロップとコツのテロップが同時に出ると、どちらも読めません。表示の順番を決めて、同時に出るのは最大2つまでにしましょう。
調味料はまとめて見せてもよいか
調味料は、使う量が少なく、種類が多いため、1つずつ出すとテンポが悪くなることがあります。この場合は、「合わせ調味料」としてボウルに入れる場面で、まとめて表示する方法が有効です。ただし、行数が多くなると読めなくなるため、4行程度までにしてください。それ以上になるときは、分量表を画像として最後に出す方法もあります。
店舗の動画で材料を出すとき
飲食店が自店の料理を紹介する動画では、レシピの分量そのものを公開するかどうかを、先に決めておく必要があります。企業秘密にあたる配合は出さず、「使用している主な食材」として名前だけ示す方法もあります。アレルギーに関わる食材(小麦・卵・乳など)は、できるだけ明示すると、お客様にも親切です。
ケース:3材料のレシピを30秒で見せる
材料が少ないレシピは、テロップの設計がしやすい代表例です。たとえば、トースト、バター、はちみつの3材料なら、パンを置く場面で「食パン 1枚」、バターを塗る場面で「バター 10g」、はちみつをかける場面で「はちみつ 小さじ1」と、動きに合わせて順番に表示します。
一方で、材料が10種類を超える料理では、すべてを動画内に出すのは現実的ではありません。主役の食材と味の決め手になる調味料だけを動画に出し、残りは概要欄に回すという割り切りが必要です。何を出し、何を回すかの判断が、動画全体の読みやすさを決めます。
まとめ
材料のテロップは、使う瞬間に短く、位置は料理を隠さない余白に出します。冒頭で並べるのは避け、全体の一覧は最後か概要欄に回しましょう。字幕の自動生成を使うなら、数字や単位は必ず手動で見直してください。Nobiru AI の字幕生成でも、出力は最終確認が前提です。
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