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レシピのショート動画は何秒がいい?工程をどこまで見せるかの決め方

ショート動画編集部byNobiru AI
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レシピ動画の尺に決まりはありません。工程を全部見せるか、要点だけに絞るかで考えます。15秒・30秒・60秒の使い分けと、省略していい工程の判断基準を紹介します。

レシピのショート動画の尺は、「最後まで見て作れる情報量が入る最短」が適切です。秒数は目安にすぎず、プラットフォームの上限や仕様は変わるため、最新の上限は公式ヘルプで確認してください。ここでは、尺の決め方を工程の数から考えます。

尺は工程の数で決める

レシピは、工程の数でおおよその尺が決まります。たとえば、混ぜて焼くだけの簡単なレシピなら20〜30秒、下ごしらえ、炒め、味付けと3〜4工程あるなら40〜60秒が現実的です。ここで挙げた秒数は、運用者の間でよく使われる目安で、保証された数字ではありません。

注意したいのは、尺を短くするために工程を詰め込みすぎることです。早回しだらけの動画は、何をしているのか分からなくなり、保存して作ろうと思ってもらえません。短くするより、必要な工程だけを残すほうが効果的です。

省略してよい工程・省略してはいけない工程

省略しても伝わるのは、野菜を洗う、皮をむく、同じ作業の繰り返しなど、誰がやっても同じ結果になる工程です。逆に、味や食感に直結する工程は省略しないでください。

  • 省略してよい:洗う、同じ形に切り続ける、鍋に湯を沸かす待ち時間
  • 見せたほうがよい:火加減、焼き色の基準、混ぜ方、タイミング
  • 必ず示す:加熱の目安(色・音・時間など)、味付けの量

肉や魚の加熱は、食の安全に関わります。時間や色の目安を示す場合は、中心まで火が通ったことを確認する方法も添えてください。

尺別の構成例

15秒前後なら、完成品→材料を入れる→完成の流れで、1アクションのレシピ(例:ドリンク、トースト)に向いています。30秒前後は、完成品→主要な3工程→完成で、一般的な一品料理に合います。60秒前後は、下ごしらえから盛り付けまでを見せられるので、コツを丁寧に伝えたいレシピ向けです。

どの尺でも、冒頭で完成品を見せ、最後にもう一度完成品を見せる構成は共通して使いやすいです。冒頭の見せ方は、別の記事で詳しく解説しています。

早送りと待ち時間の扱い

煮込みや焼き時間などの待ち時間は、無理に見せず、「10分煮る」とテロップで示して次のカットに進みます。早送りを使う場合は、速度を一定にすると、見ていて違和感が少なくなります。詳しくは、早送りの使い方の記事も参考にしてください。

検証の方法

どの尺が合っているかは、自分のチャンネルのデータで確かめます。YouTubeの分析では、動画ごとに視聴者が離れたタイミングを確認できます。同じジャンルで尺の違う動画を数本出し、最後まで見られた割合や保存の数を比べてください。数本の結果だけで断定せず、傾向として扱うのが安全です。

冒頭と末尾の無駄を削る

尺を決めるときに見直したいのは、冒頭と末尾です。冒頭で材料を長々と紹介したり、末尾で長い挨拶やお礼を入れたりすると、本編の尺を圧迫します。冒頭は完成品を見せて即スタート、末尾は完成の一瞬を見せてすぐ終えるくらいが、見やすいと感じる視聴者が多いようです。

ただし、チャンネルの個性になる決まった挨拶がある場合は、それを短くして残す選択もあります。大切なのは、その要素が視聴者に価値を与えているかどうかです。

ループ再生を意識した終わり方

ショートは、終わった後に自動で最初に戻って繰り返し再生される形式があります。完成品で始まり、完成品で終わる構成にすると、つなぎ目が自然になり、続けて見られやすくなります。必ずしも効果が出るとは限りませんが、無理のない範囲で試せる工夫です。

尺を短くしすぎて失敗する例

たとえば、グラタンのレシピを15秒に収めようとして、ホワイトソースの作り方を全てカットすると、「結局どう作るのか分からない」という反応になりかねません。その場合は、尺を延ばすのではなく、ソースは市販品にする、レシピを簡略化するなど、内容側を調整します。尺に合わせてレシピを選ぶという発想も、有効です。

尺の判断に迷ったら

迷ったときは、完成までの工程を紙に書き出して、各工程を何秒で見せたいかを割り当ててみてください。合計が目標の尺を大きく超えるなら、工程を減らすか、分割して2本に分けます。前編・後編に分ける場合は、前編の最後で続きを予告すると、次の動画も見てもらいやすくなります。

ケース:親子丼を45秒で見せる構成

親子丼を例に、工程を割り振ってみます。冒頭の完成品が3秒、玉ねぎと鶏肉を切る場面は早回しで5秒、鍋で煮る場面が10秒、卵を回し入れるタイミングを等倍で8秒、ご飯に盛る場面が6秒、仕上げの一口が5秒、最後に材料の案内が3秒、合計で約40秒になります。

この例でも、卵を入れる場面は等倍にして、仕上がりを左右する場面に時間を割いています。逆に、切る作業のように結果に差が出にくい作業は、早回しにしています。すべての工程に同じ時間を配分するのではなく、重要な場面に時間を集中させることが、満足感のある動画につながります。

まとめ

レシピの尺は、工程の数と省略できる作業で決まります。まず自分のレシピを工程ごとに書き出し、「省略していい/見せる」を仕分けしてみてください。必要な工程だけで構成すれば、自然とちょうどよい尺に収まります。