メルマガに動画を載せるには?再生されない問題と、サムネイル+リンクの作り方
メールの中で動画が再生されない理由と、サムネイル画像にリンクを付ける方法、件名や本文の書き方を解説。ショート動画の視聴につなげる実践手順です。
メルマガやメールに動画を載せたいときは、メールの中で再生させようとするより、サムネイル画像にリンクを付けて動画のページに誘導する方法が現実的です。メールの閲覧環境によっては動画の再生がサポートされなかったり、容量の問題が出たりするためです。ここでは、サムネイルの作り方、リンクの置き方、件名や本文での見せ方を整理します。メール配信サービスの仕様は異なるので、操作はお使いのサービスのヘルプで確認してください。
メールの中で動画が再生されにくい理由
メールを開くアプリや閲覧環境は多様で、動画の再生に対応していないものも少なくありません。また、動画を直接添付すると、メールの容量が大きくなり、受信側の制限で届かなかったり、迷惑メールと判定されやすくなったりする恐れがあります。そのため、多くの運用では、動画そのものではなく、動画のページへのリンクを載せる形が採られています。
動画を直接添付する必要がある場合は、少人数のやりとりに限り、受信側の容量制限に配慮してください。多数への配信では避けたほうが安全です。
サムネイル画像+リンクの作り方
動画の1コマ(できれば再生ボタンらしい見た目のもの)をサムネイル画像にして、画像にリンクを設定します。縦動画の場合は、メールの幅に合わせて画像を縦長にしすぎないよう、横幅を絞って中央に置くと、スクロールで見やすくなります。
画像だけだと、画像が表示されない設定の受信者には何も見えません。そのため、画像の下にテキストリンクも併記します。「動画を見る(15秒)」のように、所要時間を添えると、押しやすくなります。
- 画像には代替テキスト(alt)を設定する
- テキストリンクも必ず併記する
- リンク先は、スマホで開いても縦動画が見やすいページにする
- 所要時間を書いて安心感を出す
よくある失敗
サムネイル画像が大きすぎて、メールの読み込みが遅くなる、リンクが画像だけでテキストがない、リンク先がパソコン用の画面で、スマホでは見づらい、などがよく見られる失敗です。画像の容量は小さめに抑え、リンク先は必ずスマホで確認してください。また、同じ動画を何度も紹介すると読者が飽きるので、紹介は新しい動画か、新しい切り口のときに限りましょう。
小さく始めるための手順
最初から凝った構成にせず、まずは次の手順で1通を作ります。①動画を1本選ぶ、②サムネイル画像を作る(動画の1コマで可)、③本文を3行で書く、④リンクを設定し、自分宛てにテスト配信する、⑤スマホとパソコンの両方で表示と動作を確認する、という流れです。
テスト配信では、画像が表示されない設定でも読めるか、リンクが正しく開くか、迷惑メールに入っていないかを必ず確認します。1通ごとに学びを記録し、次の配信に反映していくと、徐々に精度が上がります。
本文の例:動画紹介のメルマガ
「件名:靴の雨じみを防ぐ15秒のコツ」「本文:雨の日の前にやっておくと、靴が傷みにくくなる手入れをまとめました。動画は15秒です。(サムネイル画像)▶動画を見る(15秒)。動画のポイントは、1.乾いた状態で行う、2.薄く均一に塗る、の2つです。」のように、動画を見なくても要点が分かる形にします。
最後に、返信しやすい一言(「ご質問があれば、このメールに返信してください」)を添えると、読者との関係づくりにもなります。ただし、返信の対応ができる体制があるときに限ってください。
配信頻度とセグメントの考え方
動画付きのメールを毎回送ると、読者が飽きる恐れがあります。月に数回、動画を紹介する号と、文章中心の号を交互にするなど、変化をつけるのがおすすめです。読者の関心別にリストを分けられるなら、関心に合う動画だけを送ると、クリックが増えやすくなります。
件名と本文の書き方
件名には、動画が含まれることを入れるかどうかを、読者層に合わせて判断します。動画を前面に出すと開封されやすい読者もいれば、内容の価値を直接書いたほうが開かれる読者もいます。どちらが自分の読者に合うかは、2通りの件名を試し、開封率を比べて判断します。
本文では、動画を見る前に、見ることで得られるものを一文で書きます。「雨の日の靴の手入れが15秒で分かります」のように、読み手の悩みと動画の内容がつながる言葉を使います。動画だけを貼って本文を空にすると、スパムのように見えることもあります。
配信のルールと効果の測り方
メルマガの配信では、特定電子メールに関するルールや、配信停止の方法の明記など、守るべき決まりがあります。詳しくは法令や配信サービスの案内を確認してください。景品表示法など、広告表示のルールも、動画の内容によっては関係します。
効果は、クリック数と、リンク先の動画の再生数で見ます。メルマガ経由の流入は、リンクに識別用のパラメータを付けると区別できます。配信サービスの分析機能も活用し、どの動画がよく押されたかを記録して、次の企画に反映させてください。
配信ルールは法令や配信サービスの規約で定められています。実際の運用では、専門家や公式の案内を確認してください。