ハッシュタグ管理表の作り方。毎回考えずに済む「タグセット」と成果の記録テンプレート
ハッシュタグを毎回ゼロから考えるのは大変です。ジャンル別のタグセットを持ち、成果と一緒に記録するスプレッドシートの作り方を具体的に紹介します。
ハッシュタグを毎回ゼロから考えると、時間がかかるうえに、何が効いたのかも分からなくなります。結論として、ジャンル別の「タグセット」をスプレッドシートに作り、投稿ごとに使ったタグと数字を記録する運用が、手間と学びのバランスが良い方法です。無料の表計算ソフトで十分で、最初に30分ほどかければ、その後の投稿が楽になります。
管理表の列の設計
管理表は、二つのシートに分けると使いやすくなります。一つはタグセットのシート、もう一つは投稿ログのシートです。
- タグセットのシート:セット名、主題、大きいタグ、中くらいのタグ、小さいタグ、最終見直し日
- 投稿ログのシート:投稿日、動画名、使ったセット名、追加したタグ、再生数、保存数、コメント数、メモ
- メモ欄:うまくいった点、気づいたこと、次に試したいこと
タグセットの作り方
セットは、動画の主題ごとに作ります。たとえば、筋トレ系のチャンネルなら「自宅トレーニング」「ストレッチ」「食事・栄養」といった主題ごとに、5つ前後のタグを用意します。投稿時は、主題に合うセットを選び、動画固有の内容を表すタグを1〜2個足します。
セットをそのまま毎回コピーするのではなく、動画の中身に合わせて入れ替えます。固定部分は2〜3個、可変部分は2〜3個に分けて考えると、同じセットでも動画ごとの違いが出ます。
記録する数字と見方
記録する数字は、再生数だけでなく、保存数やコメント数も入れます。再生数は話題やタイミングの影響が大きく、タグの効果だけを取り出せません。保存数は、内容が役に立ったかの手がかりになります。
数本ぶん記録したら、セットごとの平均を出します。ただし、本数が少ないうちは偶然の影響が大きいため、断定せず、傾向を探る程度に使います。10本以上たまってから、比較すると判断がしやすいです。
見直しのルール
タグは時間とともに状況が変わります。月に一度、セットを見直す日を決めてください。見直しでは、投稿数が極端に増減したタグ、検索結果の内容が変わったタグ、意味が変わったタグをチェックします。使わなくなったタグは削除し、新しい候補を加えます。
また、同じ管理表をチームで共有する場合は、更新ルール(誰がいつ変更するか)を決めておくと混乱しません。変更履歴を残しておくと、後から原因を追えます。
ツールに頼りすぎない
管理表は、運用を楽にする道具です。表を埋めることが目的になって、動画の質が下がっては本末転倒です。記録は最小限にして、投稿ごとに3分以内で終わる量に抑えてください。続けられる管理が、最も効果的です。
管理表の記入例
記入のイメージを示します。タグセットのシートに「在宅ストレッチ」というセットを作り、大きいタグに「#健康」、中くらいのタグに「#ストレッチ」「#在宅ワーク」、小さいタグに「#座ったままストレッチ」「#腰痛対策」を入れます。投稿ログには、投稿日、動画名「椅子で腰ストレッチ」、使ったセット「在宅ストレッチ」、追加タグなし、再生数、保存数、メモ「冒頭で悩みを言ったら維持率が良かった」と書きます。
このように、タグの効果だけでなく、他の気づきも一緒にメモしておくと、次の動画の改善に直接つながります。
共有するときの注意
チームや外部のパートナーと共有する場合は、表の編集権限を制限します。アカウントの運用方針や売上など、公開したくない情報を同じ表に入れないでください。共有範囲は、必要最小限にします。
管理表の作成にかかる時間の目安
最初に表の形を作るのに30分、既存の動画のタグを入力するのに1時間ほどが目安です。以降は、投稿ごとに3分程度の記録で運用できます。一度に過去の全動画を入力する必要はなく、直近の10本から始めれば十分です。まずは簡単に始めて、足りない列があれば足します。
最後に確認したいこと
管理表の目的は、タグの正解を見つけることではなく、自分の運用を客観的に見直す材料を作ることです。数字が思わしくなくても、記録があれば、次にどこを変えればよいか判断できます。
表計算ソフトが苦手な場合は、紙のノートやメモアプリでも構いません。重要なのは、投稿ごとに使ったタグと、その結果を同じ形式で残すことです。形式が統一されていれば、後から見返したときに比較できます。
月末には、その月の記録を眺めて、使用頻度の高いタグ、成果の良かったタグ、一度も使わなかったタグを確認します。使っていないタグは整理の候補です。この振り返りに10分ほど使うだけで、翌月のタグセットが洗練されていきます。
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