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ホワイトボード・手書き解説動画の撮り方。縦型で文字が読める書き方と映し方

ショート動画編集部byNobiru AI
約6分で読めます

手書き解説は、文字の大きさ・情報量・手で隠さない配置で読みやすさが決まります。縦型で見せる書き方、撮影時の反射対策、編集のコツを順に解説します。

手書き解説動画で読みやすさを決めるのは、文字の大きさ、1画面の情報量、手や体で隠さない配置です。縦型の画面は横長のホワイトボードと相性がよくないため、書く範囲を縦に区切り、1ステップごとに見せる設計が有効です。この記事では、書き方、撮り方、編集の順に説明します。

手書きは、書かれていく過程そのものが視聴者の注意を引き、説明の順番が自然に伝わる強みがあります。一方で、字が小さい、行が多すぎる、手で文字が隠れるといった失敗が起きやすく、準備の質が結果を左右します。

書き方の基本

まず、ボードに書く前に、1本の動画で伝えることを1つに絞ります。複数のポイントを詰め込むと、文字が増えて画面が埋まり、読めなくなります。書く言葉も、キーワードと図のみにして、文章は話して補う形にします。

文字の大きさは、スマホの小さい画面で読めるかが基準です。実際に書いてみて、遠くから見ても読める太さと大きさかを確認します。細いペンは映像で薄く見えがちなので、太めのマーカーで、濃い色を選ぶと安定します。

  • 1動画1テーマに絞り、キーワードと図だけを書く
  • 太めのペンと濃い色(黒・青など)を使う
  • 行数は少なく、余白を広めに取る
  • 色は2〜3色までにし、意味を決めて使い分ける

撮影のポイント

撮影では、縦型の画角に合わせてボードを使います。横長のボードをそのまま映すと、左右が余ってしまいます。書く範囲を縦長に区切り、画面いっぱいに収まるサイズで書くと、文字を大きく見せられます。

自分の体や手で文字が隠れないよう、書く側とは反対の手や体の位置を意識します。書き終えた部分は、手を引いて見せる時間を取ります。カメラは固定し、ボードに斜めから光が当たらないようにすると、反射で文字が見えなくなる事態を避けられます。

編集で整える

書く時間は、動画ではほとんど見せる必要がありません。書いている過程をそのまま流すと、冗長になって離脱されやすくなります。早送りや、書き終わった状態へのカットを使い、テンポよく見せます。

ただし、図が少しずつ完成していく過程は、理解を助ける場面です。残す部分と飛ばす部分を決め、重要な図だけは書く様子を見せます。編集では、書く速度を上げる、無音の間を詰める、強調したい文字に色やマークを足す、といった加工が有効です。

書く順番とやり直しの設計

書く順番の設計も重要です。左上から右下へ、または上から下へ、視線が自然に流れるように配置します。図と文字を並べる場合は、先に大枠の図を描き、後から補足の文字を足すと、全体像が先に伝わります。

書き間違えたときの対応も決めておきます。消しながら書き直すと見た目が崩れやすいので、間違えたらカットして撮り直す前提で、短いパートごとに撮影します。パートごとに撮影すれば、書き直しの負担も減り、編集で自然につなげられます。

  • 視線が流れる順(上から下、左から右)で配置する
  • 大枠の図を先に描き、補足の文字を後から足す
  • パートごとに撮影し、間違えたらそのパートだけ撮り直す
  • 消した跡が映らないよう、ボードは事前にきれいにしておく

ボード以外の方法

ボード以外の方法もあります。紙とペンを真上から撮る俯瞰の方式は、縦型の画面に収まりやすく、道具も安価です。タブレットとペンを使えば、画面録画で手書きの様子を残せるため、手や影が映り込みません。

どの方法も、視聴者に伝わるのは文字の読みやすさです。道具より、文字の大きさと余白を優先して考えてください。手書きの味わいは、整いすぎない文字にも魅力があるため、丁寧さと読みやすさが両立していれば十分です。

色の役割と冒頭の見せ方

ペンの色の使い方にも工夫があります。黒を基本に、強調したい用語に赤、補足に青のように、色ごとの役割を決めると、視聴者が自然に意味を読み取れます。色を増やしすぎると、画面が騒がしくなるので注意してください。

最後に、冒頭の見せ方です。完成した図の一部を先に見せ、「これを順番に説明します」と始めると、何を学べる動画かが伝わりやすくなります。

反射とインクの準備

撮影環境のチェックも欠かせません。部屋の照明が天井にあると、ボードの表面に反射して、文字が白く飛ぶことがあります。ボードの正面に立って、反射の位置を確認し、必要ならカメラの位置や照明の角度を変えます。

また、マーカーのインクが薄れていないか、ペンのキャップが閉まっているかなど、細かい準備も効果があります。ペンが書けなくなると、撮影が中断します。予備のペンを手元に置いておきましょう。

消し跡が残るボードは、撮影前に洗剤などで拭いておくと、映像がきれいになります。ボードの素材によって手入れの方法が異なるため、説明書を確認してください。

アナログとデジタルの使い分け

アナログとデジタルの使い分けも考えてみてください。アナログのボードは温かみがあり、手書きの味が出ますが、撮り直しや修正に手間がかかります。デジタルのペンアプリは、色や線の太さを簡単に変えられ、やり直しも容易です。

自分の動画に求めるのが、手作りの雰囲気なのか、見やすさと作りやすさなのかを基準に選びます。どちらも試してみて、続けやすいほうを選ぶのが、長く運用するうえでは重要です。

最初のうちは、台本の段階で図と文字のレイアウトを紙に書いておくと、撮影がスムーズに進みます。レイアウトの下書きがあるだけで、書く場所に迷わず、字の大きさもそろいます。

字幕との併用と続け方

字幕との併用も考えてください。手書きの文字だけでは、音を出せない環境の視聴者に伝わりにくくなります。話している内容の要点を、ボードとは別の位置に短く字幕で入れると補えます。手書き文字と字幕が重ならない位置関係を、事前に決めておきます。

手書き解説は、準備に時間がかかる分、1度作ると見やすさのノウハウが蓄積します。最初の数本は、文字の大きさと余白だけを意識して、どこまで読めるかをスマホで確認しながら作ってみてください。

投稿後は、どの場面で視聴が止まったかを確認し、文字が小さい、情報が多いなどの原因を探って次の動画に反映してください。