メディア/数値分析

ショート動画からのリンククリックを計測する方法。UTMパラメータの付け方と見方

ショート動画編集部byNobiru AI
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動画から自社サイトや予約ページに来た人を数えるには、リンクにUTMパラメータを付けます。付け方、命名ルール、分析画面での見方を、初心者向けに説明します。

ショート動画から自社サイトへ来た人を数えるには、リンクにUTMパラメータという目印を付けるのが基本です。目印を付けておけば、Googleアナリティクスなどの解析ツールで「どの媒体の、どのキャンペーンから来たか」を見分けられます。ここでは、付け方、名前のルール、見方、注意点を説明します。サイト側に解析ツールを設置していることが前提です。

UTMパラメータとは

UTMパラメータは、URLの末尾に「?utm_source=...」のように付ける目印です。基本の5つのうち、よく使うのは3つです。utm_source(どこから来たか、例:youtube)、utm_medium(どんな手段か、例:shorts)、utm_campaign(どの企画か、例:autumn_sale)。残りの2つ(utm_term、utm_content)は、必要に応じて使います。

URLが長くなるので、短縮サービスや、プロフィールのリンク集の機能を併用することも多いです。ただし、サービスによって、パラメータが維持されるかが異なるため、設定後に必ず実際にクリックして、解析ツールに記録されるかを確認してください。

命名ルールを決める

UTMで最も多い失敗は、名前の表記ゆれです。「YouTube」と「youtube」は別物として集計されます。最初にルールを決め、シートに書いて守ります。

  • すべて半角小文字
  • 単語の区切りはアンダースコア(例:summer_campaign)
  • sourceは媒体名(youtube、tiktok、instagram)
  • mediumは手段(shorts、reels、profile、bio)
  • campaignは企画や期間が分かる名前(例:2026_autumn)

どこにリンクを置くか

媒体によって、投稿内にクリックできるリンクを置ける場所が違い、仕様も変わりやすいです。プロフィールのリンク欄、概要欄(説明欄)、固定コメントなど、使える場所は公式ヘルプで確認してください。リンクの置ける場所が限られる場合は、プロフィールのリンクを1本にして、そのリンクの先でキャンペーンを切り替える、という方法もあります。

動画ごとにリンクを変えられる場合は、動画の名前をutm_contentに入れておくと、どの動画が効いたかまで分かります。

解析ツールでの見方

解析ツールでは、流入元別のレポートを開き、sourceやcampaignで絞り込みます。見る数字は、訪問数、滞在時間、目的の行動(予約、購入、資料請求など)に至った数です。画面や用語は、ツールの更新で変わるため、最新の公式ヘルプを参照してください。

再生数の多い動画が、必ずしもクリックを生むわけではありません。クリックの多い動画の特徴(具体的な行動の提案がある、価格や手順の続きが気になる、など)を分析して、次の企画に活かします。

テスト運用の流れ

初めて設定するときは、まず自分のスマートフォンからリンクを押し、解析ツールのリアルタイムの表示などで、アクセスが記録されるかを確認します。次に、命名ルールを書いたシートを作ります。最後に、プロフィールのリンクを差し替え、1〜2週間後に流入元別の数字を確認します。うまく記録されていなければ、パラメータの綴りや、短縮サービスの設定を見直します。

よくあるつまずき

よくあるつまずきは、リンクが途中で書き換えられてパラメータが消える、解析ツールの設置が不十分でアクセスが記録されない、などです。また、プロフィールの外部リンクは、媒体によって一定の遷移画面を経由する場合があり、それが数字に影響することもあります。完全に正確な計測を目指さず、傾向をつかむ道具として使うのが現実的です。

計測結果を企画に活かす

クリックの数字が取れたら、どの動画の内容がクリックを生んだかを分析します。たとえば、価格や手順の続きを予告した動画はクリックが多く、世界観を見せる動画は少ない、という傾向が見えるかもしれません。この傾向に基づき、集客用の動画と、関係づくり用の動画を、役割で分けて企画できます。数字は、動画に求める役割を明確にしてくれます。

注意点

UTMは、リンクを押した人を数える仕組みです。動画を見たあとに、検索して直接来た人などは、別の流入として記録されます。つまり、UTMの数字は動画の貢献の一部しか表さない場合があります。「動画を見た後にブランド名で検索された数」なども併せて見ると、全体像が近づきます。

また、リンク先で取得する個人情報の扱いは、プライバシーポリシーや各種ルールに沿って行ってください。解析ツールの設置自体も、法令や規約に配慮が必要な場合があります。

UTMは自社のサイトの解析で使うものです。他者のサイトのリンクに無断で付けて配布することは避けてください。