メディア/フック設計

Shortsの冒頭テロップは何文字まで?フック文を短く強くする書き換えの手順

ショート動画編集部byNobiru AI
約6分で読めます

冒頭テロップは長いほど読まれません。文字数の目安、削る順番、強調の置き方を、書き換え前後の例で解説します。フックを一目で伝えるための実践ガイドです。

冒頭テロップは、1行10〜15字前後、2行以内が読みやすい目安です。これは決まった規則ではなく、スマホの画面で一瞬に読み切れる量の経験則です。

長い文を入れたい誘惑がありますが、読む時間が足りなければ、せっかくの一文が無意味になります。

削る順番を決める

元の文を短くするとき、次の順に削ると意味を壊しにくくなります。

削り終えた後に『主語・動詞・何が得られるか』のうち、どれが残っているかを確認します。

  • あいさつ・前置き(『今日は』『実は』)
  • 接続の言葉(『なので』『ところで』)
  • 修飾語(『とても』『かなり』)
  • 言い換え(同じ意味の語を重ねない)

書き換えの具体例

修正後は、情報の数が減ったわけではなく、読む量が減っています。『誰に・何を』という要点が一語で入っているかを確かめましょう。

  • 修正前:『今日は初心者の方でも簡単にできる、時短になる洗い物のコツを紹介します』→ 修正後:『洗い物が半分の時間で終わる手順』
  • 修正前:『あなたは本当に正しいやり方でスクワットをしていますか?』→ 修正後:『そのスクワット、膝に来てませんか』
  • 修正前:『これから、私がおすすめするカフェ3選を紹介します』→ 修正後:『静かに作業できるカフェ3軒』

強調の置き方

全体を目立たせると、どこも目立ちません。強調するのは、文中のキーワード1つか2つに絞ります。色を変える、大きくする、枠で囲むなど手法はいくつかありますが、1つの動画内では同じルールで統一します。

出現のタイミングも重要です。音声と文字が同時に出ると一番理解しやすく、文字が遅れると話の中身とずれて見えます。

文字の見た目の設計

文字の大きさは、スマホで一目で読めるサイズが目安です。細い書体や装飾の強いフォントは読みにくくなるため、太めで輪郭がはっきりした書体を選びます。

色は背景とのコントラストを確保します。白文字に黒い縁取り、黄色い文字に黒い縁取りなどが定番です。背景が明るい映像では、半透明の帯を敷くと読みやすくなります。

出すタイミングと表示時間

表示時間は、文字数に応じて決めます。読む速さには個人差があるため、1文字あたりの時間を目安に、少し余裕を持たせます。短すぎると読めず、長すぎると間延びします。

音声と同時に出す、少し先行して出す、という2つの方法があります。先行して出す方法は、読んでから声を聞くことになり、理解が深まります。逆に遅れると、ずれて見えるので避けます。

自動字幕を使うときの注意

字幕の自動生成は、時間を節約できますが、誤変換が含まれることがあります。とくに固有名詞、数字、専門用語は、必ず目で確認して修正してください。

自動生成された字幕をそのまま冒頭のテロップにするのは、おすすめしません。冒頭は『読むための文』ではなく『目で拾う短い言葉』に整えてから使います。

ジャンル別のテロップ例

いずれも名詞や短い言い切りで終わっており、読み切るのに時間がかかりません。助詞を少なくし、体言止めを使うと短くしやすいです。

  • 節約:『固定費、見直す順番』
  • 美容:『眉が左右ちがう人へ』
  • 仕事術:『会議が短くなる一言』
  • 料理:『洗い物ゼロの炒め物』

長いテロップを分割する

どうしても長くなる場合は、1画面に収めず、2つに分割して順番に表示します。1つ目で状況、2つ目で結論を出す、というように、段階的に見せると、読みやすく、期待感も生まれます。

ただし分割すると、冒頭の時間を消費します。最初の3秒で全体の意図を伝えたいなら、短い1文を優先してください。

フック文を3案に絞って最短を選ぶ

次の動画で、冒頭のフック文を3案作り、文字数の少ない順に並べます。意味が通じる最も短いものを採用し、キーワードを1つだけ強調します。

書き出したら、音を消してスマホで確認します。読み終える前に次の場面に移っていないかを見ます。少しずつ長さと表示時間を調整することで、読みやすさの感覚がつかめます。

よくある疑問:テロップは毎回同じデザインでよい?

デザインを統一すると、チャンネルの個性が出て、シリーズとして認識されやすくなります。一方で、完全に同じだと慣れて見流されることもあります。

色や書体は統一しつつ、強調する語の見せ方(拡大、色替え)に変化をつけると、統一感と新鮮さを両立できます。まずは基本のデザインを1つ決め、数本使ってから微調整するのが現実的です。

音声なしでも通じるか確認する

書き終えたら、音を消して最初の3秒を見てみましょう。何の動画か分かれば合格です。分からなければ、文字が足りないか、映像と文字が噛み合っていません。

台本の段階で冒頭の文を複数案出し、短い順に並べて選ぶ方法も有効です。

文字は縁取りや背景を付けて、明るい映像の上でも読めるコントラストを確保してください。

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