切り抜きのタイトル・概要欄で元動画を示す書き方。誤解を招かない表記の例
切り抜き動画で、元の配信者や元動画をどう示すか。概要欄の書き方、タイトルでの表記、公式と誤認される表現の避け方を、具体的な文例を交えて解説します。
切り抜きでは、元の動画と配信者を明示し、公式の動画と誤認されない表記にすることが基本です。多くの配信者がガイドラインで、概要欄への元動画URLの掲載を求めています。ここでは、概要欄、タイトル、チャンネル名の3つの観点で、書き方の例を示します。
概要欄に入れる情報
概要欄には、視聴者と権利者の両方にとって必要な情報を入れます。
- 元動画のタイトルとURL
- 元の配信者のチャンネル名とリンク
- 切り抜き元の配信日
- 「非公式の切り抜きです」「公式ではありません」といった明記
- 問題があった場合の連絡先
ガイドラインに指定の書式や固定文がある場合は、それを最優先してください。
文例
たとえば、次のような形が考えられます。「この動画は、〇〇さんの配信『(タイトル)』(配信日:YYYY/MM/DD)の一部を、許可を得て切り抜いたものです。元動画:(URL)。公式の動画ではありません。権利者の方で問題がございましたら、下記までご連絡ください。」
許可を得ている場合は、その旨を書くと、視聴者にも安心感があります。ただし、許可を得ていない状態で「許可済み」と書くのは、事実に反するため絶対に避けてください。
タイトルでの注意:公式と誤認されない工夫
タイトルに配信者の名前を入れること自体は、内容を示す手段として自然ですが、公式のチャンネルだと誤認される表現は避けます。たとえば、配信者名だけをタイトルの冒頭に置き、公式のお知らせのように見せる書き方は、紛らわしくなります。また、ガイドラインで「タイトルに指定のタグを付ける」と定められている場合は、それに従います。
誇張したタイトルにも注意が必要です。「炎上」「謝罪」など、事実と異なる印象を与える言葉は、配信者の名誉に関わるおそれがあります。内容を正確に表すタイトルにしてください。
チャンネル名・アイコンの配慮
切り抜きチャンネルの名前やアイコンが、配信者の公式のものと紛らわしい場合は、見直してください。配信者の画像をアイコンに使うことは、ガイドラインで禁止されている場合があります。「非公式」と分かる名称にする、公式と区別できるデザインにする、といった配慮が信頼につながります。
チェックリスト:公開前の表記確認
公開の直前に、タイトルと概要欄を次の観点で確認します。
- 元動画のURLとチャンネル名が書かれているか
- 非公式であることが分かるか
- 許可の有無について、事実と異なる表記をしていないか
- タイトルが、内容を誇張していないか
- ガイドラインで指定された表記・タグを入れているか
よくある失敗
概要欄が長くなりすぎ、肝心の元動画のURLが目立たなくなることがあります。URLは概要欄の上部に置くと、視聴者にも権利者にも見つけやすくなります。また、ショート動画では概要欄を見る人が少ないため、重要な表記は、動画内の字幕でも示すことを検討してください。
動画内の字幕での表記
ショートは概要欄を見られにくいため、動画内の字幕でも出典を示すと親切です。たとえば画面の下部に「出典:〇〇さんの配信(YYYY/MM)」と小さく表示します。表示する時間は、読める程度に数秒確保し、動画の内容を邪魔しない位置に置きます。ガイドラインに指定の表記がある場合は、そちらを優先してください。
海外の配信者・多言語の場合
海外の配信者の切り抜きでは、元動画の言語と、自分の動画の言語が異なります。翻訳字幕を付ける場合は、意味を変えない訳にし、「翻訳は非公式です」と概要欄に明記します。誤訳が配信者の発言を歪める可能性があるため、自信のない箇所は意訳しすぎず、確認できる範囲で表現します。配信者の国や事務所によって、ガイドラインの考え方も異なります。必ず原文のガイドラインを確認してください。
また、固有名詞(人名、ゲーム名)は原文の表記を併記すると、視聴者が元動画を探しやすくなります。これは視聴者への親切であると同時に、元の配信者への導線にもなります。
よくある質問:許可がまだ返ってきていない場合
許可の返事が来る前に、「許可を取る予定」と書いて公開するのは避けてください。返事が来るまでは公開を待つのが原則です。待っている間は、非公開のまま編集を進め、承諾の文面が得られた時点で公開できるよう準備しておくと、時間を無駄にしません。ガイドラインで包括的に許可されている場合は、個別の返事を待つ必要はありませんが、禁止場面などの条件は守ってください。
架空の例:改善前と改善後
改善前:タイトルが「【衝撃】〇〇さんが全てを語った」で、概要欄は空欄。改善後:「〇〇さん配信:初めて明かした失敗談【切り抜き】」で、概要欄に元動画のタイトル・URL・配信日、非公式の明記、連絡先を入れる。後者は、内容を正確に示し、権利者への配慮も伝わります。
まず読むなら
Shortsのタイトルとハッシュタグの付け方|個数・#Shorts・書き方の型と検証手順
タイトルとハッシュタグの付け方をまとめた記事