メディア/キーワード設計

Shortsのネタをサジェストで探す方法。検索窓の候補から作る動画のキーワード選び

ショート動画編集部byNobiru AI
約7分で読めます

YouTubeやTikTokの検索窓に出る候補(サジェスト)は、無料でできるキーワード調査です。調べ方、候補の読み解き方、記録の仕方を手順で紹介します。

検索窓に言葉を入れると出てくる候補(サジェスト)は、多くの人が実際に検索している言葉の手がかりになります。結論として、サジェストは「動画の主題を決める」「タイトルの言葉を選ぶ」の二つの場面で使えます。有料ツールがなくても、検索窓とメモだけで始められます。ただし、サジェストの表示は人や時期で変わり、具体的な検索回数は分からないため、あくまで方向を知るための道具として使うのがよいです。

サジェストの調べ方を手順で

やり方は単純です。以下の手順を、ジャンルごとに一度行って記録します。

  • 自分のジャンルの核になる言葉を一つ決める(例「在宅ワーク」)
  • 検索窓にその言葉を入れ、続けて半角スペースを空けて、出てくる候補を全部書き出す
  • 「在宅ワーク あ」「在宅ワーク い」のように、五十音を一文字ずつ足して候補を拾う
  • 出てきた候補を「悩み」「方法」「比較」「道具」などに分類する
  • 分類ごとに、動画にしやすい候補を3〜5個選ぶ

ログインの有無や過去の視聴履歴によって、表示される候補は変わります。複数の端末や、ログアウトした状態でも見比べると偏りを減らせます。

候補から動画の主題を決める判断基準

候補がたくさん出ても、すべてが良い動画になるわけではありません。選ぶ基準は三つあります。一つ目は、60秒前後で答えられるかです。「在宅ワーク 腰痛 ストレッチ」のように範囲が狭い候補は、1本で答えを出せます。二つ目は、自分が信頼できる情報を出せるかです。自分で試した経験や、公式資料を確認できる話題を選びます。三つ目は、すでにある動画との違いを出せるかです。検索結果に似た動画が並んでいても、対象者や条件を絞れば差別化できます。

医療や法律、お金に関する候補は注意が必要です。断定的に語らず、専門家への相談を促す一言を添えるようにします。

タイトルと冒頭の言葉に反映する

選んだ候補は、そのままタイトルの前半に入れます。たとえば「在宅ワーク 腰痛 ストレッチ」を選んだなら、タイトルは「在宅ワークの腰痛に。椅子に座ったままできるストレッチ3つ」のようにします。冒頭の発話も「在宅ワークで腰が痛い人、椅子から立たなくてもできるストレッチです」のように、検索した人に向けた言葉で始めます。

サジェストの言葉は、不自然でもそのまま使えという意味ではありません。助詞を補い、文として自然にしたうえで、検索されている語順に近づけるくらいが適切です。

記録して次に生かす

調べた候補は、スプレッドシートに「日付」「ジャンル」「候補」「分類」「採用したか」の列で残します。後から見返すと、季節や話題による変化が分かります。投稿した動画の再生数も同じ表に入れておくと、どの種類の候補が自分のチャンネルでよく見られるのかを判断できます。

動画を作る前の調査に時間をかけすぎないことも大切です。1ジャンルにつき30分以内を目安にし、残りの時間は撮影と編集に使います。

サジェスト調査の限界を知っておく

サジェストには弱点もあります。第一に、検索回数が分かりません。候補に出ていても、実際に探している人が多いとは限りません。第二に、競合の多さも分かりません。候補で動画を作る前に、その言葉で検索して、上位にどんな動画が並ぶかを必ず確認します。

第三に、候補が変わる点です。話題が出たときだけ一時的に現れる候補もあります。流行に合わせた動画は早く作る必要がありますが、長く見られることは期待しにくいです。長く見られる主題と旬の主題を、投稿の中でバランスよく混ぜてください。

競合の動画を見るときの視点

候補で検索したら、上位の動画を3〜5本開きます。見るのは、タイトルの言葉、冒頭の入り方、動画の長さ、コメント欄の質問です。コメント欄には、動画で説明が足りなかった点が書かれていることがあります。そこが自分の動画で補える差別化のポイントになります。

他者の動画の構成や台本をそのまま真似ることは避けます。参考にするのは「どんな疑問に答えているか」までで、表現は自分の経験や言葉で作ります。

1週間の進め方の例

月曜に30分でサジェストを調べて10個の候補を選び、火曜と水曜に撮影、木曜と金曜に編集して投稿、という流れが一例です。調べる曜日を固定すると、習慣になります。投稿後は、1週間後に再生数や維持率を記録に追記し、主題の当たり外れを振り返ります。これを数週間続けると、自分のチャンネルで強い主題の型が見えてきます。

調査結果をそのまま使えるメモの形

調べた結果は、動画の企画メモとして使える形で残すと便利です。候補、想定する視聴者、動画の結論、タイトル案、冒頭の一文を一行で書きます。たとえば「在宅ワーク 腰痛 ストレッチ/座りっぱなしの人/椅子の上で1分できる/在宅ワークの腰痛に。座ったままのストレッチ3つ/腰が痛い在宅ワークの方へ」といった形です。このメモがあれば、撮影の日に迷うことが少なくなります。