Googleトレンドで動画ネタを探す使い方。急上昇ワードを企画に変える手順と注意点
Googleトレンドの見方を、動画ネタ探しの目的に絞って解説。比較機能や関連キーワードの使い方、季節性の見分け方、検索の伸びを企画にする際の注意点をまとめました。
Googleトレンドは、あるキーワードが検索される量の『相対的な増減』を、期間や地域を指定して確認できるツールです。動画のネタ探しでは、急上昇しているワードを見つけるよりも、『毎年同じ時期に伸びるワード』と『自分のジャンルの言葉の比較』に使うほうが、実用的な結果が得られます。数値は絶対的な検索数ではなく、期間内の最大値を100とする相対値であることを理解して使いましょう。
この記事では、動画ネタ探しに役立つ4つの使い方と、読み取り方の注意点、見つけたキーワードを企画に落とす手順を説明します。画面の表示項目は変更される場合があるため、最新の画面は公式のヘルプで確認してください。
使い方1:2〜3語を比較して需要の大きさを見る
同じ悩みを表す言葉が複数ある場合、比較機能で並べると、どの言葉が使われているかが分かります。たとえば『時短レシピ』と『簡単レシピ』のように、似た言葉を並べます。数値の高いほうを動画のタイトルや字幕に使うと、視聴者の言葉に近づきます。
ただし、動画アプリ内での検索と、Googleでの検索は利用者の層が異なります。あくまで言葉選びの参考にして、アプリ内の検索候補も併せて確認してください。
使い方2:期間を5年に伸ばして季節性を見る
期間を長く取ると、毎年同じ時期に山ができるワードが分かります。たとえば『衣替え』『花粉』『新生活』など、季節に連動するワードは、山の少し前に動画を出すと検索される時期に間に合います。山の頂点で出しても、すでに競合が多く、時期が過ぎるのも早いからです。
山のピークから逆算して、撮影・編集・投稿の日程を決めておくと、毎年の企画カレンダーが作れます。この方法は、一度作ると翌年以降も使い回せるのが利点です。
使い方3:関連キーワードと急上昇を見る
ワードを入力すると、関連するトピックやクエリが表示されることがあります。『急上昇』と表示されたものは、直近で検索が増えている言葉です。ここで見つかる言葉を、そのまま動画にするのではなく、自分のジャンルの視聴者の悩みと関係があるかを確認してから採用します。無関係な話題に乗ると、アカウントのテーマが散らばります。
急上昇ワードが事件や事故、人物の不祥事に関するものの場合、扱い方に注意が必要です。軽い気持ちで乗ると炎上や不適切な投稿になりかねないため、扱わない判断も大切です。
動画ネタ探しでの具体的な検索例
たとえば、整理収納を扱う人が『収納』『片付け』『断捨離』の3語を比較すると、季節による山の違いが見えるかもしれません。年末や引越しの時期に山が来る語は、その前の月に動画を出す準備ができます。また、『新生活』のような語は、2〜3月に向けて立ち上がるため、1月ごろから企画を始めると、検索される時期に間に合います。
このように、複数のワードを比較するだけで、年間の企画の順番が決まっていきます。出てきた結果は、カレンダーに書き込んで、毎年の企画に使い回しましょう。
検索の傾向と動画の需要のズレ
検索の傾向は、そのまま動画の視聴につながるわけではありません。文字で調べたい人が多いワードでは、動画にしても見られにくいことがあります。たとえば、手続きの期限や料金表のように、一覧で確認したい情報は、文章のほうが向いています。逆に、動作や変化を見せたいテーマは、動画に向いています。
企画にする前に、『これは見せたほうが伝わるか』を自問してください。見せる価値があると判断できれば、トレンドの数値が小さくても、価値のある企画になります。
検索トレンドを使うときの倫理面
トレンドの数値を根拠に、過度に不安をあおるタイトルを付けることは避けてください。検索が増えている理由が不安や被害に関するものの場合、その不安を利用するような表現は、視聴者を傷つける恐れがあります。数字は、視聴者の関心を理解するために使い、誇大な表現のために使わないよう心がけましょう。
読み取りの注意点
注意したいのは、数値が小さいキーワードは変動が大きく見えやすい点です。実際には検索数が少ないだけなのに、グラフ上は大きく動くことがあります。また、地域を日本に絞ること、検索の種類(ウェブ検索、YouTube検索など)を切り替えられることも確認してください。ここの設定を誤ると、全く違う結果になります。
さらに、検索が増えている=動画にして伸びる、とは限りません。検索する人が求めているのは記事や公式情報で、動画を望んでいない場合もあるためです。トレンドは需要の存在を示す手がかりにとどまり、成果を保証するものではありません。
企画に落とす手順
見つけたキーワードは、(1) 自分のジャンルとの関係、(2) 視聴者の悩みに答えられるか、(3) 今の体制で撮れるか、の3点で確認します。通ったものは、ネタ帳に『季節ネタ』の札をつけて、投稿推奨時期とともに保存します。
最後に、投稿後に実際の再生数と見比べて、どのワードが効いたかを記録しておくと、翌年の精度が上がります。トレンドの数値より、自分のアカウントの結果のほうが、次の判断材料として信頼できるからです。
ツールの仕様や表示は変更されることがあります。最新の使い方はGoogleの公式ヘルプで確認してください。
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