ネタ出しの時間がない人の15分ルーティン。毎日少しずつ企画を溜める習慣のつくり方
企画の時間をまとめて取れない人向けに、毎日15分でネタを溜める流れを紹介。時間の割り振り、入力ルール、続けるための仕掛けを具体的に説明します。
ネタ出しの時間をまとめて確保するのが難しい人は、毎日15分を3つに分けて、「材料を拾う5分」「組み合わせる5分」「保存して整える5分」で回すと、1週間で十数本分の案を溜められます。長時間の企画会議より、短時間を毎日繰り返すほうが、習慣として定着しやすく、ネタ切れの不安も減ります。
ここでは、15分の使い方、実際の1週間の例、続けるための仕掛け、うまくいかない日の扱い方を説明します。まずは1週間だけ試してみるつもりで読んでください。
15分の使い方
15分を3つの作業に分けると、手が止まりにくくなります。
- 最初の5分:材料を拾う。コメント、DM、検索候補、競合の動画、日常で気づいたことから、気になったものを3つだけ書く
- 次の5分:組み合わせる。拾った材料に『型』や『場面』を掛け合わせ、案を1〜2個にする
- 最後の5分:保存して整える。一文のタイトルと冒頭の一言を付け、ネタ帳の一覧表に入れる
1週間の例
月曜は視聴者のコメントを見る、火曜は検索候補を見る、水曜は競合の最近の投稿を見る、木曜は自分の過去動画を見る、金曜は日常で撮りためた写真やメモを見る、というように、曜日ごとに『材料の拾い先』を決めておきます。何を見るか迷う時間がなくなるだけで、15分が有効に使えます。
土日は企画を作らず、週に一度、1週間分を見返す10分を取ります。ここで採点して、翌週に撮るものを決めると、企画から撮影への流れが自然につながります。
15分ルーティンの具体的な1日の例
たとえば、通勤電車の15分を使うとします。最初の5分で、昨日のコメントを読み、気になる質問を3つ書きます。次の5分で、その質問に対して『比較』『手順』『失敗談』のどれで答えるかを決め、案を1つ作ります。最後の5分で、案に一文のタイトルと冒頭の一言を付けて、一覧表に入れます。これだけで、その日の作業は終わりです。
朝の時間が取りにくい人は、夜の寝る前でも構いません。ただし、夜は疲れていて判断が鈍るため、採点や絞り込みは朝に行い、夜は材料を拾うだけにするとよいでしょう。
週末の見直しで効果を高める
平日の15分で溜めた案は、週末の見直しで初めて価値が生まれます。10分で、1週間分の案を読み返し、採点して、撮影する順番を決めます。ここで、似た案はまとめ、冒頭の一言が弱い案は書き直します。
週末に見直す時間が取れない場合は、月曜の朝に5分だけ取る形でも構いません。要は、溜めるだけでなく、選ぶ時間を確保することです。
15分で足りないと感じたとき
15分では足りないと感じる日は、無理に延ばさず、その日は材料を拾うだけで終えます。3日分を一度にまとめる日を週に1回作り、その日だけ30分取る、という形でも構いません。大事なのは、完全に止めないことです。習慣は、量より継続で作られます。
材料の拾い先の具体例
材料の拾い先は、普段の生活の中にたくさんあります。たとえば、店舗なら接客での会話、予約の問い合わせ、商品の棚の整理中に気づいたこと、天候による客足の変化などです。個人の発信者なら、買い物で迷ったこと、友人から聞かれた質問、最近調べたことなどです。これらを、スマホの音声メモや写真で残す習慣があれば、15分のうちの最初の5分が、より短く済みます。
日常の気づきは、その日のうちにメモしないと忘れてしまいます。思いついた場でひとことメモする習慣を、15分の前提として育ててください。
15分ルーティンの効果を確認する方法
1か月続けたら、効果を確認します。ネタ帳の案の数、実際に撮影に使った案の数、企画に迷った日数の変化などを見ます。案が増えて、迷う日が減っていれば、ルーティンが機能しています。増えていなければ、拾う先が合っていないか、保存の方法に問題があるかもしれません。原因を探して、1つずつ調整していきましょう。数字で振り返ることで、続ける意欲も保ちやすくなります。
続けるための仕掛け
毎日続けるには、時間と場所を固定します。歯を磨いた後、通勤電車の中、昼食後など、すでに習慣になっている行動の後に付けると、忘れにくくなります。道具も固定してください。メモアプリのショートカットをホーム画面に置くだけでも、始めるまでの手間が減ります。
また、完璧を求めないことも大切です。1日に1案も出なくても、材料を3つ拾えればその日は成功とします。記録がゼロの日が続いたら、時間を10分に減らして、まず習慣を維持することを優先します。
うまくいかない日の扱い
疲れて何も浮かばない日は、新しい案を作らず、ネタ帳の古い案を見直すだけで構いません。冒頭の一言を付けていなかった案に、仮の一言を付ける作業でも、価値があります。無理をして質の低い案を量産するより、翌日に持ち越すほうが、長続きします。
週に1回、達成状況を見直し、15分が長すぎる、短すぎると感じたら調整します。生活の変化に合わせて、型を柔軟に変えていくことが、習慣化のコツです。
睡眠や休息を削ってまで企画の時間を作る必要はありません。無理のない範囲で、続けられる形を選んでください。