ゲーム系ショートの冒頭。プレイ画面だけだと離脱される理由と、最初の3秒の見せ方
ゲーム実況やプレイ動画は、プレイ画面を流すだけでは冒頭で離脱されがちです。何が起きるかを先に示す方法、字幕の使い方、著作権面の注意点を整理しました。
ゲーム系ショートの冒頭は、『この動画で何が起きるか』を字幕か一言で先に示すのがもっとも効果的です。プレイ画面は見慣れた人にしか伝わらず、ゲームを知らない人には情報が少ないためです。
ここでは攻略系・ネタ系・プレイ記録系それぞれの冒頭の置き方を整理します。
タイプ別の冒頭の置き方
どれも共通しているのは、プレイ映像の前に『見る理由』を言葉で出していることです。
- 攻略・Tips系:『〇〇で詰まる人、ここを押してください』のように、困りごとを先に言い切る
- ネタ・珍プレー系:オチの直前から始めて、『この後とんでもないことが起きる』のような一言字幕を添える
- 記録・チャレンジ系:条件を冒頭で宣言する。『ノーダメージで最終ボスまで』など
- 紹介・レビュー系:評価の結論を先に述べる。『結論、〇〇好きなら刺さります』
ゲームを知らない人にも伝わるか
ゲームの専門用語やキャラクター名は、知らない人には理解できません。ジャンルを限定した動画なら問題ありませんが、広く届けたいなら、冒頭の一文は用語を使わずに状況を説明するほうが無難です。
たとえば『シールド展開からのパリィ』より、『敵の攻撃をぎりぎりで弾き返した』のほうが、誰でも状況が分かります。
画面レイアウトと字幕
縦型のショートでは、横長のゲーム画面をそのまま映すと上下に余白ができます。余白に字幕やゲーム名を置くと、情報量が増え、視線の拠り所にもなります。
重要な操作や数値は拡大して見せ、小さくて読めない状態を避けます。スマホで見たときに読めるかを、必ず実機で確認しましょう。
冒頭の台本例
アクションゲームの攻略Tipsを想定します。
修正前:(プレイ画面)『どうも、〇〇です。今回はボス攻略のコツを紹介します。』
修正後:(ボスの攻撃を回避する映像+字幕『このボス、実は左に動くだけで避けられる』)『攻撃が当たってしまう人は、避ける方向が逆かもしれません。』
修正後では、困りごと(攻撃が当たる)と解決の方向(避ける方向)が冒頭に入っています。ゲームを知らない人でも状況は想像できます。
長さと見せ場の配置
ゲームの映像は、見せ場の前後に無駄な時間が多くなりがちです。移動やロード、会話の長いシーンは削り、見せ場を中心に再構成します。
30秒の動画なら、冒頭3秒で見どころ予告、中盤で攻略の手順、最後に結果の確認、という配分が基本です。長い動画でも、見どころは数秒ごとに散りばめて、飽きさせない構成にします。
ゲーム以外の視聴者を取り込むには
特定のゲームのファンだけでなく、より広い層に届けたい場合は、ゲームの専門知識を前提としない説明が必要です。キャラクターや用語の説明を字幕でさっと補う、感情や驚きを中心に編集する、といった工夫が有効です。
一方、ゲームの深いファンだけを相手にしたニッチな動画は、コアな視聴者を獲得しやすい利点があります。どちらを狙うかを最初に決めておくと、冒頭の作り方も定まります。
字幕のトーンと表現
字幕は、驚きや笑いを補強しますが、過剰な表現は逆効果になることがあります。誇張した煽り文句ではなく、状況をそのまま伝える短い文のほうが、内容と合って見えます。
ネガティブな表現(他のプレイヤーを貶める、特定のゲームを一方的に批判する)は、炎上の原因になります。避けておくほうが安全です。
ゲームの発売時期とタイミング
新作ゲームは、発売直後に検索される傾向があります。攻略や感想の動画は、タイミングを逃さず投稿することで見られやすくなりますが、ネタバレへの配慮も欠かせません。
ネタバレを含む場合は、冒頭に一言添える、重要な場面をぼかす、といった配慮が親切です。
見せ場の直前に一行の字幕を足す
自分のプレイ動画から見せ場を1つ選び、その直前に字幕で『何が起きるか』を一行入れます。プレイ画面だけで始めていた冒頭との差を比べます。
専門用語を使った字幕は、ゲームを知らない人にも通じる言葉に直せないかを検討します。ガイドラインの確認も、投稿前の習慣にしておくと安心です。
著作権と規約の確認
ゲームの映像は、ゲーム会社が定める配信・動画投稿のガイドラインに従って使う必要があります。ガイドラインはタイトルごとに異なり、収益化の可否や、ネタバレの扱いが決められていることがあります。
BGMやゲーム内の音声も権利の対象です。投稿前に公式のガイドラインを必ず確認してください。
ガイドラインは更新されることがあります。収益化を考えている場合は、とくに最新の規定を確認しましょう。