メディア/企画出し

異ジャンルの動画から企画を借りる方法。業種の違う人気動画の型を自分の分野に翻訳する

ショート動画編集部byNobiru AI
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同じジャンルばかり見ていると企画が似てくる。料理・DIY・仕事術など別ジャンルの人気動画から型を抜き出し、自分の分野に置き換える手順を説明します。

企画がマンネリになったら、同じジャンルの競合ではなく、全く別のジャンルの人気動画を参考にするのが有効です。理由は、同ジャンルを見ると表現が似てしまうのに対し、異ジャンルから借りるのは『型』だけなので、自分の分野に持ち込むと新鮮に見えやすいからです。ただし、借りるのはあくまで構成や考え方であって、台詞・映像・独自の表現をそのまま写すことではありません。

ここでは、異ジャンルの動画から型を抜き出す観察の方法、自分の分野への翻訳の手順、そして模倣と受け取られないための線引きを説明します。

なぜ異ジャンルが効くのか

同じ業界の動画を毎日見ていると、無意識に同じ言い回しや構図を選ぶようになります。視聴者から見ると、どのアカウントも似て見え、記憶に残りにくくなります。一方、別の分野で人気の動画の型は、自分の分野では誰も使っていない可能性が高く、見た人が『この分野でこの見せ方は珍しい』と感じる余地があります。

また、異ジャンルの人気動画は、そのジャンルの視聴者にとっての分かりやすさが磨かれていることが多いです。専門的な内容を一般の人に説明するのが上手な動画、短時間で変化を見せるのが上手な動画など、自分の分野でも通用する工夫を見つけられます。

観察の仕方:型を3行で書き出す

気になった動画が見つかったら、次の3点を3行で書き出します。内容ではなく構造だけを書くのがコツです。

  • 冒頭:何を見せて、どんな問いや驚きを作っているか
  • 中盤:どんな順序で情報を出し、どこで変化や山場があるか
  • 終盤:何で終わるか(結論、予告、問いかけ、ループなど)

例:DIY動画の『完成形を先に1秒見せる→作業を倍速で見せる→最後に使っている様子で終わる』は、構造だけ取り出せばどの分野にも応用できます。

自分の分野に翻訳する手順

書き出した型の『材料』を自分の分野に置き換えます。完成形を先に見せる型なら、美容室なら仕上がりの後ろ姿、学習塾なら成績が上がった生徒の答案(本人の同意が前提)、飲食店なら完成した一皿、というように置き換えられます。このとき、元の動画の音源・映像・字幕の言い回しはそのまま使わず、自分で撮ったものにします。

置き換えるうえで一番大事なのは、自分の視聴者にとって意味があるかどうかです。型が面白くても、見てほしい人の悩みに答えていなければ、見られても次につながりません。置き換えた案には、必ず『誰の何の悩みに答えるか』を一文で添えてください。

実際の翻訳例:3つの置き換え

具体的な置き換えの例を紹介します。ゲーム実況で見かけた『最初に結果を見せてから、そこに至った過程を巻き戻して見せる』型は、料理なら完成した皿を見せてから作り方を見せる形に、整体なら施術後の歩き方を見せてから施術の様子に戻る形に置き換えられます。引越し業者なら、完成した部屋を見せてから、荷物を運び込む様子を巻き戻すという形も考えられます。

文房具レビューで多い『使い切るまでの記録』という型は、化粧品の使用感、洗剤の使い心地、勉強法の継続記録などに応用できます。このように、元のジャンルの内容を捨てて、構造だけを取り出すのが翻訳のコツです。

借りた企画が自分に合うかの確認

借りた型が自分に合うかは、撮影する自分の姿を想像してみると分かります。無理に明るい人柄を演じたり、慣れないテンポで話したりする型は、続けるのが苦痛になります。自分の話し方や撮影環境で再現できるかを、必ず確認してください。

一度試して合わなければ、型自体を変えるのではなく、テンポや長さといった部分を調整してみます。それでも合わなければ、別の型を探せばよいのです。借りる行為は、自分に合う型を見つける試行錯誤の一部です。

異ジャンルを探す場所

おすすめの探し方は、自分が普段見ない分野の人気動画を週に5本だけ見ることです。たとえば自分が料理なら、ゲーム実況、文房具、旅行の動画を覗いてみます。数をこなす必要はなく、気になったものを3行メモに残すだけで十分です。

人気の一覧は、各アプリの検索画面や発見の画面で確認できます。表示内容は変わりやすいため、ここで特定のランキング名は挙げませんが、『自分のおすすめ欄に出てこない分野を意図的に検索する』だけでも、見える景色が変わります。

模倣と受け取られないための線引き

型は誰のものでもありませんが、特定の動画の台詞や固有の演出、キャラクター設定をそのまま使うと、模倣と受け取られる可能性があります。迷った場合は、元の動画を見ていない人が見ても『似ている』と思われるか、を基準にしてください。

また、元の動画の投稿者が明らかに発明した独自の企画(名前のついた企画など)は、型ではなく作品の一部として扱い、参考にしても自分の動画に使わないほうが無難です。参考にした場合は、無理に出典を示す必要はありませんが、投稿者への敬意は忘れないようにしましょう。

著作権や模倣の判断は個別の状況によって異なります。判断に迷う場合は、使わない選択をするのが最も安全です。