コスメ開封(アンボックス)動画の撮り方。ワクワクと情報を両立する短い構成
購入品・新作コスメの開封動画を、ただの箱開けで終わらせない作り方。見せる順番、手元の撮り方、第一印象の言い方、提供品のときの表示を解説します。
コスメの開封動画は、箱を開ける『ワクワク感』と、商品の『情報』の両方を短い時間に収めるのがコツです。開封の瞬間、中身のアップ、色や質感の確認、第一印象の一言、の4つを順番に見せると、見る人にとって満足度の高い動画になります。
開封動画が見られる理由と注意点
開封動画は、まだ使ったことのない商品を、実物で確認したい人に向いています。パッケージの質感、大きさ、付属品など、写真では分かりにくい情報を伝えられます。
ただし、開封しただけでは、商品の良し悪しは分かりません。『使ってみての感想は後日』と区切り、開封動画では確実に確認できる事実(見た目、サイズ、付属品)に絞って話すと、誤解がありません。
構成の型:4ステップ
15〜20秒を想定した構成の例です。
- 開封前(約3秒):箱の全体を見せ、商品名とブランド名を字幕で出す
- 開封(約5秒):開ける動作を手元のアップで撮り、中身が見える瞬間を見せる
- 確認(約6秒):本体、付属品、サイズ感を順番に見せる
- 第一印象(約3秒):『香りは◯◯』『思ったより小さい』など、事実と感想を一言
手元の撮り方
手元のアップが主役なので、手の動きをなめらかにします。箱を開けるときは、あらかじめテープや封を緩めておくと、動作が引っかかりません。撮影場所は、明るく、無地の背景のテーブルを選びます。
商品の質感や色を見せるときは、光の向きを少し変えながら傾けます。パッケージに反射が映り込むと、文字が読みにくくなるので、位置を調整してください。
第一印象の言い方
最初の感想は、『かわいい』だけで終わらせず、何がどうだったかを一言添えます。『キャップが軽くて持ちやすい』『香りは控えめ』のように、確認できる事実と感想を分けます。
まだ使っていない段階で、『絶対いい』『効果ありそう』と期待を断定することは避けます。
提供品・PRのときの表示
メーカーから提供を受けた商品の開封動画は、広告として扱われる場合があります。動画の冒頭付近に、PRや提供であることを明示してください。自分で購入した場合でも、アフィリエイトリンクを付けるときは、その旨を表示します。
開封動画は短くて作りやすい分、表示を入れ忘れることがあります。投稿前のチェックリストに『表示の有無』を入れておきましょう。
よくある失敗
開封の動きが速すぎて中身が見えない、パッケージが光を反射して文字が読めない、第一印象が曖昧で情報がない、が代表的な失敗です。中身を取り出したら、一度手を止めて1〜2秒見せます。ラベルが反射する場合は、少し角度を変えて撮ります。
また、商品を開封するだけで終わらず、『使ったレビューは後日』と予告すると、シリーズ化につながります。
パッケージの扱いと環境への配慮
パッケージや梱包材は、動画の後に処分することが多いため、再利用や分別を意識すると好印象です。一方で、商品が破損していた場合などは、撮影を中断して購入先に連絡するのが優先です。破損品を使ったレビューは避けましょう。
台本の例:新作リップの開封15秒
冒頭で『発売前の新作リップが届きました』ではなく、事実に即して『新作のリップを開封します』と伝えます。箱を開ける様子を5秒、本体を手に取りキャップを外すところを5秒、色を手の甲に少し出して見せるのが5秒。最後に『使用感は後日お伝えします』と予告します。
新作の発売時期や仕様は、公式の情報を確認し、未確認の情報を断定しないようにします。
開封動画から使用レビューへつなぐ
開封動画は、その後の使用レビューとセットで考えると、シリーズとして成立します。開封の際に『1週間使ってレビューします』と予告し、実際に使用後の動画を出します。予告した内容を果たすことで、視聴者との信頼関係が築けます。
使用レビューでは、開封時の第一印象と、使ってみての感想を比べて話すと、一貫性のある内容になります。
撮影前の準備
開封前に、机の上を片付け、背景を整えます。ハサミやカッターが必要な場合は、あらかじめ手元に置いておきます。梱包材が散らかるので、ゴミ袋も用意しておくと、撮影がスムーズです。
明るい場所を選び、箱の反射を抑えるため、光源を真上や真正面から外します。照明の位置を試し撮りで確認し、本番を撮りましょう。
説明欄に入れておくと親切な情報
商品名、色名や番号、価格(購入時点)、購入先または提供元、発売日の情報を説明欄に書いておきます。発売日や仕様は変更される場合があるため、『公式サイトで最新情報を確認してください』と添えます。
購入先のリンクを貼る場合は、アフィリエイトの有無を明記します。限定品や数量限定の商品は、在庫状況が動画公開時と変わっていることがあるため、あくまで撮影時点の情報であることを伝えましょう。