TikTokで伸びなかった動画を削除して再投稿するのはアリ?やっていい場合と避けたい場合
再生数が伸びなかった動画を消して投稿し直すのは効果があるのか。やってよい場合と、避けたほうがよい場合を、リスクとあわせて整理します。
結論として、伸びなかった動画を削除して同じ内容で再投稿するだけで状況が改善する保証はありません。有効なのは、原因を見直して「作り直した」上で再投稿する場合です。同じ動画を何度も投稿すると、スパムと見なされるおそれもあるため、避けるのが無難です。判断基準と、再投稿するときの手順を整理します。
削除してもよいケース
逆に、「再生数が少ないから」という理由だけで削除する必要はありません。過去の動画が後から見られたり、おすすめに出たりすることもあります。また、削除すると、その動画のデータは分析できなくなります。
- 内容に誤りがあり、そのままにすると誤解を与える
- 著作権や肖像権など、権利上の問題が見つかった
- アカウントの方向性と明らかに合わないテーマだった
- 画質や音声に大きな問題があり、作り直す予定である
作り直して再投稿するときの手順
同じテーマで再挑戦するなら、前回の動画と何を変えるのかを先に決めてください。アナリティクスで離脱ポイントを確認し、冒頭の言い回し、尺、構成、字幕のいずれかを改善します。
- 離脱が多かった秒数の前後を確認する
- 冒頭を別の言い方で作り直す
- 尺を短くして情報を絞る
- 字幕やテロップを追加・修正する
元の動画を残したまま、新しい動画を投稿する方法でも検証はできます。削除は必須ではありません。
やってはいけない再投稿
全く同じ動画を、時間を置かずに繰り返し投稿するのは避けましょう。見る人にとっても重複した印象になり、プラットフォームのスパム対策に引っかかる可能性があります。具体的な基準は公開されていませんが、規約に沿った運用が大前提です。
また、他のアカウントから動画を盗用して再投稿する行為は、著作権侵害にあたります。自分の動画を別の形式で活用する場合に限り、再編集して投稿してください。
再投稿前の判断チェック
チェックの結果、改善点が明確でなければ、再投稿はまだ早いと言えます。まず別のテーマで新作を作り、数字の傾向をつかむほうが、時間の使い方としては効率的です。
- 元の動画の離脱ポイントを確認したか
- 何を変えるのかを具体的に決めたか
- 権利や規約の面で問題はないか
- 元の動画を残したまま新作として出せないか
- 削除しても分析データが必要ないか
リメイク動画の作り方の例
例えば、「節約術5選」という動画の離脱が冒頭で多かった場合、リメイクでは次のように変えます。
- 冒頭:「節約術5選」から「月5,000円浮いた私の1つの習慣」に変更
- 尺:60秒から35秒に短縮し、紹介を3つに絞る
- 字幕:各ポイントの見出しを大きく表示
- 投稿文:誰向けかを明記
このように、複数の要素を変えるなら、元の動画と別のものとして扱い、新作として出すと考えるのが自然です。結果を比べて、次の動画づくりに生かしましょう。
削除前に知っておきたいこと
動画を削除すると、その動画の再生数やコメント、保存数などのデータは見られなくなります。削除前に、必要な数字をスプレッドシートなどに記録しておくと、後から振り返る材料として使えます。
また、一度削除した動画は、基本的に元に戻せません。元データが手元にない場合は、編集前の素材から作り直す必要があります。削除する前に、元データのバックアップを確認してください。
削除より穏やかな選択肢として、動画を「非公開」にする機能が使える場合もあります。公開範囲の設定は、投稿後に変更できることが多いので、迷う動画はまず非公開にして様子を見る方法も検討できます。機能の詳細は公式ヘルプで確認してください。
今日から試せる行動リスト
再投稿を考えたら、削除の前に次を実行してください。
感情で消すのではなく、記録を残して判断すると、後悔が少なくなります。
- その動画のデータをスプレッドシートに記録する
- 離脱ポイントを確認し、課題を一言でまとめる
- 改善した新作の企画を作る
- 元の動画は非公開にするか残すかを決める
再投稿を繰り返さないための考え方
動画の再生数は、内容以外にも、タイミングや話題、そのときの視聴者の状況に左右されます。そのため、1本の結果だけで失敗と決めつけず、複数本の傾向から判断することが大切です。
削除や再投稿の判断に迷ったら、「この動画から学べることは何か」を一言で書いてください。学びが言葉にできれば、それは削除する必要のない資産です。逆に、学びが何もなく、内容にも問題がある動画なら、整理する判断も妥当でしょう。
いずれの場合も、改善点を次の動画に反映することが重要です。再投稿は手段の一つにすぎず、目的は見る人にとって価値のある動画を届けることです。
伸びなかった動画の活かし方
動画が伸びなかったことは、次の改善に使える材料です。「なぜ伸びなかったか」を記録に残し、次の企画で同じ失敗を避けましょう。複数本の傾向を見て、再編集の候補を選ぶことで、無駄な再投稿を減らせます。