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ショート動画のBGMと声の音量バランス。聞き取りやすいミックスの決め方

ショート動画編集部byNobiru AI
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BGMが大きすぎて声が聞こえない、小さすぎて寂しい。そんな悩みへの答えとして、音量の目安の考え方、ダッキングの使い方、スマホでの確認方法を整理します。

BGMと声のバランスで迷ったら、「声が主役、BGMは背景」を原則に、BGMは声よりもはっきり小さくします。具体的な数値は素材ごとに異なるため断定できませんが、BGMだけを聞いたときに「少し小さいかな」と感じる程度が、声と合わせたときにちょうどよいことが多くあります。

この記事では、音量の決め方の手順、声の入っていない場面での扱い、スマホでの最終確認までを順に説明します。

音量を決める手順

まず声だけで音量を整えます。複数のカットで声の大きさがばらついている場合は、先に揃えておかないと、BGMとの比較が不安定になります。次に、BGMを入れて、声の部分で音量を調整します。この順番を逆にすると、声を整えるたびにBGMのバランスも崩れるため、手戻りが増えます。

編集アプリの音量メーターがあれば、声が一定の範囲に収まり、ピークが上限を超えていないことを確認します。メーターを見る際は、数値だけに頼らず、耳でも確かめてください。

  • 声の音量をカット間で揃える
  • BGMを入れ、声の部分で聞き取りやすい大きさに下げる
  • 声の無い部分のBGMを少し上げる、または元の音量に戻す
  • 最後にスマホのスピーカーとイヤホンで確認する

ダッキングで声のときだけBGMを下げる

ダッキングとは、声が入っている間だけ自動でBGMを下げる機能や手法のことです。アプリによってはワンタッチで設定できるものがあり、ない場合も音量のキーフレームを手動で打てば同じ効果になります。

手動の場合は、声が始まる少し前にBGMを下げ始め、声が終わってからゆっくり戻すと自然です。下げるタイミングが声と同時だと、BGMが急に引っ込む感じが目立ちます。下げる量は、声が明瞭に聞こえれば十分で、必要以上に下げるとBGMが消えたように感じます。

曲調による違いと失敗例

歌詞のあるBGMは、声と言葉が競合して聞き取りづらくなります。解説やナレーションが中心の動画では、歌詞のない曲やインストゥルメンタルのほうが無難です。低音が強い曲も、男性の低い声と帯域が重なって声がこもる原因になります。

よくある失敗は、パソコンのヘッドホンだけで調整して、スマホのスピーカーで聞くと声が埋もれているケースです。多くの視聴者はスマホのスピーカーかイヤホンで視聴するため、確認もその環境に合わせます。

チェックに使える簡単なテスト

音量バランスは、数値より耳で確かめるのが確実です。次のテストを書き出し前に試してください。

  • BGMだけを再生して、少し小さいと感じる程度か
  • 声だけを再生して、カット間で音量がそろっているか
  • スマホのスピーカーで、声の言葉を一語ずつ聞き取れるか
  • イヤホンで、BGMが耳に刺さらないか
  • 音量を下げて小さな音で聞いても、声の内容が分かるか

BGMの入り方と終わり方

BGMは冒頭から全開で流すより、数フレームのフェードインで入れると耳に優しくなります。ただしショート動画では冒頭の数秒が重要なので、フェードインを長くしすぎると、始まりが間延びします。0.3秒前後の短いフェードが使いやすい目安です。

終わりも同様で、ループを狙う場合は音を切らさず、最後に声が終わった直後にBGMが自然に引くよう調整します。BGMが途中で途切れたり、曲の途中の不自然な位置で終わると、聞き手は違和感を持つため、曲のフレーズの切れ目で終わるよう、位置を選んでください。

場面ごとの調整の考え方

動画の中には、声のある場面、声のない映像だけの場面、字幕だけで見せる場面が混在します。声のない場面でBGMを少し上げると、動画に抑揚が出ます。ただし、上げ下げが頻繁だと落ち着かないため、場面の大きな区切りで変えるくらいに留めます。また、冒頭の1秒で音が大きすぎると、驚いて離脱されることもあるので、冒頭は控えめに始めて確認することをおすすめします。

まとめ:声を主役に、確認はスマホで

声を整えてからBGMを足し、声が入る間だけBGMを下げ、最後にスマホのスピーカーで聞き取れるかを確認する。この流れを守れば、大きな失敗はほぼ避けられます。

音を消して見る人への配慮

ショート動画は音を出さずに見る人もいるため、音量バランスを整えたうえで、重要な言葉はテロップでも伝えることが前提になります。テロップの設計は既存の記事で詳しく説明しているので、あわせて見直してください。

また、BGMの音量を下げる作業は、著作権に問題のない曲を使うことが前提です。曲の選び方については、BGM選びの別記事を参照してください。

プラットフォーム内蔵の音源は、利用できる範囲や条件が変わることがあります。公式ヘルプで最新の条件を確認してください。