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各SNSの動画の長さ・容量の上限はどう確認する?変わりやすい仕様を管理する確認シートの作り方

ショート動画編集部byNobiru AI
約6分で読めます

尺や容量の上限は頻繁に変わります。数値を覚えるのではなく、公式の確認先と確認日を記録する「仕様確認シート」の作り方と、書き出しの安全な決め方を解説します。

各SNSの動画の長さや容量の上限は、アプリの更新で変更されることがあり、ネット上の古い記事の数字が今は違う、ということが珍しくありません。そこで、数字を暗記するのではなく、「どこで確認するか」「いつ確認したか」を残す仕様確認シートを作る運用をおすすめします。この記事では、シートの項目、確認のタイミング、書き出しの決め方を、特定の数字に頼らない形で解説します。

なぜ数字を覚えないほうがいいのか

ショート動画の尺は、一定の長さまで対応する、というような拡張が過去にも行われてきました。同じ媒体でも、アカウントの種類、機能の提供時期、地域によって使える範囲が違うことがあります。そのため、ある記事で読んだ数字が自分のアカウントにそのまま当てはまるとは限りません。

間違った数字を前提に動画を作ると、アップロード時に尺が切られたり、ショートとして扱われなかったりといった問題が起きます。公開前に気づければ作り直せますが、公開後に気づくと、投稿時間や反応に影響が出ます。数字は、必ず公式の最新情報から確認します。

仕様確認シートに書く項目

シートは、表計算ソフトや手元のメモで構いません。媒体ごとに1行、確認日と確認先も一緒に記録します。確認日があれば、あとで「この情報は古いかもしれない」と気づけます。

  • 媒体名(YouTube Shorts/TikTok/Instagramリール/X など)
  • 確認した日付
  • 動画の長さの上限
  • 容量・形式の目安
  • 推奨される縦横比・解像度
  • 確認先(公式ヘルプのページ名)
  • 備考(自分のアカウントで試して分かったこと)

シートを使った運用の例

たとえば、新しく15秒の動画を作るとき、まずシートで各媒体の尺の上限と推奨比率を確認します。上限を超えていないこと、比率が共通で問題のない縦長であることを確かめてから、書き出します。投稿時に表示が崩れた場合は、備考欄にその原因と対処を書き残します。この積み重ねが、あなた専用の運用メモとなり、新しく担当になった人の教材にもなります。

確認で見落としやすい3つの落とし穴

1つ目は、「アップロードできる長さ」と「ショートとして扱われる長さ」が同じとは限らない点です。アップロードできても、ショート専用の面に出る条件は別に定められている場合があります。2つ目は、アプリ内で撮影する場合と、外部で作った動画をアップロードする場合で、使える機能や上限が違うことがある点です。3つ目は、ブラウザ版とアプリ版で挙動が異なる場合です。

これらは、公式ヘルプの記載を読み、実機で試すことで見分けられます。記載があいまいで判断に迷うときは、公式のサポートに問い合わせる方法もあります。確かな情報が得られるまで、断定的な運用をしないでください。

複数人運用でのシート共有

チームで運用する場合、シートは共有ドライブに置き、編集履歴が残る形にします。誰がいつ更新したかが分かれば、情報が古いのか新しいのかの判断が容易です。外部の制作会社や、アルバイトのスタッフに動画を依頼する場合も、このシートを渡しておけば、発注の段階で仕様が共有され、作り直しを減らせます。

確認するタイミングと方法

確認は、新しい企画を始めるとき、アプリが大きく更新されたとき、アップロードで異常が出たときの3つのタイミングで行います。それ以外でも、3か月に一度、定期的に見直す日を決めておけば抜けが減ります。

方法は、公式ヘルプの該当ページを開き、記載の日付や文言を確認することです。次に、実際に自分のアカウントで下書きにアップロードして、問題なく扱えるかを試します。公式の記載と実機の挙動が違う場合は、実機で見えたことを備考に残します。

書き出しの設定は「一番安全な設定」に寄せる

複数の媒体に出す動画は、各媒体に個別の動画を用意するのが大変です。そこで、すべての媒体に共通して問題の出にくい書き出しを1つ決めます。縦長(9対16)のフルHDを基本にし、尺は最も短い上限を持つ媒体に合わせて作ると、一番制約の厳しい媒体に合わせることで他にも流用できます。

ただし、長尺の需要が高い媒体向けには、別バージョンを用意する価値があります。内容が長くなる動画は、一律に短くするより、媒体ごとの視聴体験に合わせて編集し直したほうが、見られやすくなります。書き出しの基本は、ショート動画の書き出し設定の記事もあわせて参考にしてください。

この記事では、あえて具体的な秒数や容量の数字を載せていません。仕様は更新されるため、公式ヘルプの最新情報を必ず確認してください。

確認シートを運用に組み込む

シートを作っても、見なければ意味がありません。投稿前のチェックリストの1項目に「仕様確認シートの日付は3か月以内か」を入れると、自然に更新されます。チームで運用している場合は、確認担当者を決めて、変更があったら共有チャンネルに知らせる決まりにしましょう。

新しい媒体を追加するときも、まずこのシートに行を足してから動画を作ります。順序を守るだけで、「作り終えてから使えないと気づく」無駄を防げます。