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ショート動画の担当者に任命されたら。最初の1か月でやることと、やらないこと

ショート動画編集部byNobiru AI
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急にSNS・ショート動画の担当になった会社員向け。最初の1か月で、目的の確認、競合の観察、型の試作、小さな投稿まで、順番に進める実践手順を解説します。

ショート動画の担当に任命されたら、最初の1か月で「撮る」より先に、目的を一文にし、見る人を決め、競合や同業の動画を観察してください。投稿は3週目あたりから小さく始めれば十分です。いきなり毎日投稿を目指すと、社内確認と撮影で消耗します。

この記事は、専任ではなく兼務で任された担当者を想定しています。時間が限られる前提で、週ごとにやることを区切りました。

第1週:目的・対象・制約を確認する

最初にやるのは、上司や依頼者に「何のためのアカウントか」を聞くことです。認知、採用、問い合わせ、既存顧客との関係づくりのどれが主目的かで、作る動画も測る数字も変わります。複数ある場合は優先順位を一つ決めてもらいます。

同時に、制約を洗い出します。出演できる人、撮影できる場所、使ってよい素材、触れてはいけない話題、承認に必要な日数。この制約が、後の企画の現実的な範囲を決めます。

  • 目的:このアカウントで、半年後にどうなっていればよいか
  • 対象:誰に見てほしいか(顧客・求職者・取引先など)
  • 使える資源:週に使える時間、機材、出演者、予算
  • 禁止事項:業界規制、社内ルール、過去のトラブル

第2週:他社と同業を観察し、型を集める

次に、同業や近い立場のアカウントを10〜20本ほど見て、どんな冒頭、長さ、テーマが多いかをメモします。目的は真似ではなく、視聴者が普段どんな見せ方に慣れているかを知ることです。コメント欄を見ると、視聴者が何を知りたがっているかも分かります。

観察のメモは、冒頭の一言、動画の構成、字幕の量、出ている人、コメントの傾向、の項目で十分です。ここで「うちなら何が言えるか」を考えると、企画のたねが見つかります。

他社動画の内容や映像をそのまま使うことは、著作権上の問題になり得ます。参考にするのは構成や見せ方の考え方までにとどめてください。

第3〜4週:試作して、小さく投稿する

企画は3本、同じ型で作るところから始めます。たとえば「お客様からよく聞かれる質問に30秒で答える」を3本、といった具合です。型を固定すると、撮影と編集の手順が整い、承認する側も見慣れて早く判断できるようになります。

最初の数本は再生数より、「作る手順が回るか」を見ます。撮影に何時間かかったか、承認に何日かかったか、どこで詰まったかを記録してください。この記録が、翌月以降の計画と、上司への報告材料になります。

1か月後に上司へ報告する内容の組み立て方

1か月が終わったら、短い報告を上司に出します。成果の数字が小さくても、報告の質で信頼は積み上がります。報告は「やったこと」「分かったこと」「次にやること」の三つで構成すると、短くても伝わります。

やったことは、投稿本数と制作にかかった時間。分かったことは、反応が比較的よかった型と、よくなかった型、承認や撮影で詰まった場所。次にやることは、翌月に試す型と、必要な協力(出演者の確保、承認期限の短縮など)です。数字は、再生数だけでなく、最後まで見られた割合やコメントの内容も添えると、動画の質について議論しやすくなります。

もし成果が出ていなくても、それを隠す必要はありません。何を仮説にして、何を検証しているのかが説明できれば、運用の続行について建設的に話せます。担当者の仕事は、結果を保証することではなく、学びを積み上げて意思決定の材料を出すことです。

兼務の担当者が時間を確保するための工夫

専任でない場合、運用は他の業務に押し出されやすくなります。週に使える時間を先にカレンダーへ入れ、撮影は月に1〜2日にまとめ撮りし、編集と投稿予約は別の日に分けるなど、作業をブロック化するのが現実的です。

また、社内の協力者を最初から巻き込んでおきます。現場の営業やカスタマーサポートは、お客様がよく聞く質問を知っています。企画のネタを週に一度、5分のヒアリングで集めるだけでも、企画に困る時間は大きく減ります。

最初の1か月に作っておくと後で効く資料

これらは大げさな資料ではなく、表計算ソフト一枚で足ります。ただ、最初から記録を取り始めることで、翌月以降の判断がずっと楽になります。

  • 運用方針の一枚資料:目的、対象、トーン、触れない話題
  • 投稿記録のシート:日付、企画名、型、制作時間、承認日数、主な数字
  • 素材と権利の一覧:誰が出演し、どの音源や写真の許諾を得たか
  • よくある質問の一覧:営業やサポートから集めた、企画のたね

最初の1か月でやらないほうがいいこと

最後に、動画の再生数は最初は思うように出ないことが多いものです。数字が低いことを、すぐ自分の評価と結び付けないでください。1か月終了時点で、報告できる材料は「仕組みが回るようになった」ことと「次に試すこと」で十分です。

  • 毎日投稿の宣言:続かないと、止まったことが目立ちます
  • 流行の音源や企画への安易な便乗:ブランドに合わないと逆効果です
  • 複数のSNSを同時に開設:まず一つで型を作ってから広げます
  • 数字の目標を高く約束すること:最初の1か月はまだ傾向を見る時期です

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