Shortsのトラフィックソースの見方。「Shortsフィード」と「検索」「関連動画」の違い
YouTube Studioのトラフィックソースで、Shortsがどこから見られているかを読む方法。入口ごとの意味と、数字の偏りから分かる改善ポイントを解説します。
Shortsが伸びたときも伸びないときも、まず確認したいのがトラフィックソース、つまり視聴者がどこからその動画に来たかです。結論として、入口の割合を見れば、動画が「おすすめ向き」か「検索向き」か、どこを改善すべきかの見当がつきます。
この記事では、主な入口の意味と、偏りがあるときの読み方、改善の優先順位を説明します。項目名や表示は変更されることがあるため、実際の画面で確認しながら読んでください。
主な入口の意味
Studioの画面では、ここに挙げた名称が少し違う場合もあります。意味合いとして、Shortsフィードがおすすめの中心的な入口だと理解してください。
- Shortsフィード:スワイプで流れてくるShortsの画面から見られた分
- YouTube検索:検索結果から見られた分
- 関連動画/おすすめ:他の動画の関連として表示された分
- チャンネルページ:チャンネルを訪れて見られた分
- 外部:他のサイトやSNSなどからの流入
割合の偏りから分かること
Shortsフィードの割合が大きい場合、動画はおすすめで新規の視聴者に届いています。冒頭や維持率の改善が、そのまま再生数に響きやすい状態です。逆に、検索の割合が大きい動画は、特定の疑問に答える題材で、時間が経っても見られやすい動画だと言えます。
外部の割合が高い場合は、SNSやブログでの共有が効いています。関連動画の割合が高ければ、チャンネル内の別動画から視聴者が流れています。シリーズ化や関連づけが機能しているサインです。
確認の手順
動画ごとに見るだけでなく、チャンネル全体の傾向も月ごとにメモしておくと、運用の変化が分かります。
- Studioで対象の動画を開き、アナリティクスの「リーチ」から流入元を確認する
- 直近の伸びた動画と伸びなかった動画で、入口の割合を比べる
- 伸びた動画の入口が偏っているなら、その入口を増やす施策を次の動画で試す
- 期間を「公開後」にして長めに見る(数日分だけで判断しない)
入口別の改善アイデア
Shortsフィードを増やしたいなら、冒頭のスワイプ離脱率を下げ、維持率を上げる改善が基本です。検索を増やしたいなら、タイトルの冒頭に具体的なキーワードを置き、説明欄にも簡潔に補足します。
関連動画を増やしたいなら、同じテーマの動画を続けて出し、プレイリストでまとめます。外部流入を増やしたいなら、SNSやブログで動画を紹介するのも手段ですが、スパムとならない範囲にとどめます。
具体例:入口の偏りから立てる仮説
たとえば、ある動画のShortsフィードが大半で、検索がほとんどなかったとします。これは、スワイプで流れてきたものを見る層が中心で、検索されるテーマではなかったという解釈ができます。次の動画で検索されそうな疑問を題材にすれば、検索の割合が変わるかを試せます。
別の動画では、関連動画の割合が高いとします。その場合、同じチャンネルの別の動画から流れてきている可能性があり、そのテーマのシリーズ化が有効かもしれません。このように、数字を見て仮説を立て、次の動画で確かめる流れを繰り返します。
月次の振り返りテンプレート
月に一度、30分だけ見直す時間を作るだけで、運用の精度が上がります。
- 今月の動画ごとの、Shortsフィード・検索・関連・外部の割合
- 割合が高かった動画の共通点(テーマ・冒頭・尺)
- 来月試すこと(1〜2個だけ)
- 試した結果の確認日
よくある質問
Q. 外部流入を増やすべきですか? A. 目的次第です。広く認知を広げたい場合は有効ですが、スパムと見なされる拡散は避けてください。
Q. 検索の割合が低いのは悪いことですか? A. 悪いとは限りません。おすすめ向きの題材なら、検索が少ないのは自然です。
よくある失敗と対処
数日分のデータだけで入口を判断してしまう失敗があります。投稿直後はShortsフィードが中心でも、時間が経つと検索の割合が増える動画もあります。期間を延ばして、推移を確認しましょう。また、割合だけを見て実数を見ないと、母数が小さい動画で誤った判断をしやすくなります。実数とあわせて確認してください。
見るときの注意
トラフィックソースの数字は、全体の合計との割合で変動します。ある入口の割合が下がっても、別の入口が大きく増えたからかもしれません。割合だけでなく実数も確認してください。
Nobiru AIのチャンネル分析のようなツールで複数の動画をまとめて眺めると、動画ごとの入口の傾向を比較しやすくなります。