動画内で話す言葉と字幕も検索の手がかりになる?冒頭の言い方と自動字幕の直し方
ショート動画では、タイトルや概要欄だけでなく、実際に話す言葉や字幕も内容理解の手がかりになると考えられます。主題の言い方、字幕の誤変換の直し方を解説します。
動画の内容を機械が理解する手がかりは、タイトルや概要欄の文章だけではありません。話している言葉(音声)や画面に表示される文字、字幕なども材料になっていると考えられています。どこまで使われているかは公開されていませんが、主題を一貫して言葉にしておくことは、視聴者にとっても分かりやすい作りです。結論として、冒頭の数秒で主題を言い切り、字幕の誤変換は手直しし、タイトルや概要欄と同じ言葉を動画内でも使うことを勧めます。
冒頭で主題を言い切る
冒頭の一文は、動画の対象と主題を含めます。「このやり方、知らない人が多いんですが」のような曖昧な始め方より、「Excelで重複データを一瞬で消す方法を紹介します」のように、何の動画かが分かる言い方のほうが、視聴者の離脱を防ぎます。主題を言い切ることは、視聴者の判断を助けると同時に、動画の内容を言葉として残す効果も期待できます。
ただし、冒頭の言い方を堅くしすぎると、不自然になります。普段の話し方を保ちつつ、主題の名詞を一つ入れる程度で十分です。
自動字幕の誤変換を直す手順
自動字幕は便利ですが、専門用語、固有名詞、同音異義語を誤変換しやすい傾向があります。誤変換が残ると、視聴者の理解を妨げるだけでなく、動画の内容を正確に伝えられません。次の順で確認します。
- 動画全体を一度通して再生し、誤変換と思われる箇所を書き出す
- 固有名詞(商品名、地名、人名)を最優先で直す
- 同音異義語(例「効果」と「硬貨」)を文脈で確認する
- 句読点と改行を整え、一度に表示される文字数を減らす
- 最後に音を消して字幕だけで意味が通るか確認する
字幕の自動生成の精度や編集方法は、アプリや時期によって異なります。最新の操作方法は公式ヘルプで確認してください。
言葉をそろえる三点セット
タイトル、概要欄の冒頭、動画内の発話の三か所で、主題を表す言葉を一致させます。たとえば主題が「在宅ワークの腰痛ストレッチ」なら、タイトルに「在宅ワーク」「腰痛」「ストレッチ」を入れ、概要欄の一行目でも同じ言葉を使い、冒頭でも「在宅ワークで腰が痛い方へ」と言います。三か所で別々の言葉(「リモートワーク」「背中の痛み」「体操」)を使うと、内容が分散して伝わります。
ただし、同じ言葉を機械的に繰り返す必要はありません。同義語を混ぜて自然に話しながら、主題の名詞だけは揃える、という距離感が適切です。
字幕を作る時間を短くする工夫
字幕づくりは、時間がかかる工程です。台本を書いた段階で、文を短く区切って書いておくと、字幕もそのまま使えます。話した内容と台本が大きく違わなければ、台本の文を字幕に流用するほうが、自動字幕の修正より速い場合もあります。Nobiru AIの字幕生成を使うと、字幕の下書きを作ってから、誤変換の確認に集中できます。
見直しのタイミング
投稿した動画の字幕に誤りを見つけたときは、公開後でも修正できる場合があります。視聴者が指摘してくれることもあるため、コメント欄は定期的にチェックします。直したら、修正日をメモに残し、同じ誤変換が次の動画で起きないよう、よく使う用語の一覧を作っておきます。
話し方の注意:早口と言いよどみ
自動字幕の精度は、話し方に左右されます。早口、語尾の曖昧さ、言いよどみ、背景音は、誤変換の原因になります。収録時に、主題の言葉を少しはっきり発音し、背景の音楽の音量を下げるだけで、字幕の精度が上がることがあります。マイクを口に近づけて録音する工夫も有効です。
また、同じ言葉でも、人によって聞こえ方が違います。固有名詞は、字幕でも画面の文字でも確認できるよう、テロップで補強します。
字幕を載せる位置と読みやすさ
字幕は、画面の下端に置くと、アプリの操作ボタンや説明文に隠れる場合があります。画面の中央よりやや下、左右に余白を持たせた位置に置くと、読みやすくなります。1回に表示する文字数は、15〜20字前後を目安にし、文を区切ります。色は背景とのコントラストを確保し、縁取りを付けると読みやすくなります。
実際の台本への落とし込み例
例として、主題が「メルカリで送料を安くする方法」の30秒台本を示します。冒頭の3秒は「メルカリの送料を安くしたい人は、この3つの方法を試してください」。続く20秒で3つの方法を順に説明します。最後の5秒で「サイズによって変わるので、発送前に公式の料金表を確認してください」と締めます。冒頭に主題の言葉があり、字幕も同じ言葉で出せる構成で、料金のような変わりやすい情報には確認を促す一文が入っています。