メディア/美容・コスメ

コスメレビューで悪い点はどこまで言う?信頼されるデメリットの伝え方と注意点

ショート動画編集部byNobiru AI
約7分で読めます

良いところしか言わないレビューは信頼されにくい一方、悪口になると別の問題が出ます。デメリットの伝え方の基準、事実と感想の区別、提供品のときの注意を解説します。

コスメレビューでデメリットを伝えるときは、『事実』『自分の感想』『好みの問題』の3つを区別し、商品を否定するのではなく、どんな人に向かないかを具体的に述べるのが基本です。この書き方なら、信頼を損なわずに、正直さが伝わります。

デメリットを入れると信頼が増す理由

良い点だけを並べたレビューは、広告のように見え、視聴者に警戒されやすくなります。反対に、気になる点も正直に伝えるレビューは、判断材料として使いやすく、参考にされやすい傾向があります。

ただし、デメリットを探して無理に入れる必要はありません。実際に使って気づいた点だけを、短く正確に伝えます。欠点のないレビューであっても、使用感を丁寧に述べれば十分に価値があります。

事実・感想・好みを分けて話す

デメリットの言い方で失敗しにくくするには、次のように分類します。

  • 事実:容量、価格、パッケージの形、香りの有無など、誰が見ても確認できる情報
  • 感想:自分が使ってどう感じたか(『私には少し重く感じた』)
  • 好みの問題:質感や色味など、人によって違う部分(『ツヤ重視の人には向くが、マット派には合わないかも』)

『効果がなかった』『肌が荒れた』といった発言は、個人の体験であっても、商品の評価として強く受け取られる場合があります。事実関係の確認と、言い方の慎重さが求められます。

商品や人を傷つけない言い回し

『最悪』『二度と買わない』のような強い言葉は、感情的な印象を与え、メーカーや他の購入者を傷つけるおそれがあります。『私の使い方では合わなかった』『こういう人には別の商品が向いているかもしれない』と、主語を自分にして話すと、角が立ちません。

根拠なく競合商品と比べて貶める言い方も避けます。比較する場合は、条件を揃え、事実に基づいて述べてください。

提供品・PR案件のときの注意

メーカーから提供を受けた商品でも、感想を偽る必要はありません。ただし、契約で内容を指定されている場合や、表現に条件がある場合は、事前に確認が必要です。提供・広告であることは、動画内で分かる形に表示します。

提供の事実を隠して好意的なレビューを出すことは、ステルスマーケティングとして問題視される可能性があります。PR表記の方法は、別の記事で詳しく解説しています。

台本の型:20秒の正直レビュー

冒頭で商品名と使った期間を伝えます。次に良かった点を1つ、気になった点を1つ、それぞれ具体的に話します。最後に『こんな人には合いそう』『こんな人には別のものが良いかも』と結びます。

この型なら、良い点と悪い点がバランスよく入り、視聴者は自分に合うか判断しやすくなります。

よくある失敗:強い言い方・曖昧な言い方

失敗の一つは、強い否定です。『使えない』『ひどい』は、感情的な印象を与えます。もう一つは、曖昧すぎる言い方です。『なんか違った』だけでは、情報になりません。何が、どう違ったかを具体的に述べます。

たとえば『伸びが悪く、少量だとムラになった』『香りが強めで、苦手な人もいそう』のように、状況が分かる表現にします。商品の品質への断定は避け、自分の使用場面を添えます。

メーカーから修正を求められた場合

提供品のレビューで、メーカーから表現の修正を求められることがあります。事実と異なる指摘なら訂正し、感想の内容を変えるよう求められた場合は、受けるかどうかを自分で判断します。感想を偽ってまで表現を変えることはおすすめしません。契約内容を事前に確認し、書面で残しておくと、後のトラブルを防げます。

デメリットを伝える練習

最初からうまく伝えられなくて構いません。使用後に、良かった点と気になった点を1つずつ、メモに書く習慣をつけます。次に、その気になった点を、事実・感想・好みのどれかに分類します。最後に、それを『私は』で始まる1文にします。

この練習を続けると、自然な言い回しが身につき、台本の時間も短縮できます。

台本の例:使用2週間のレビュー20秒

冒頭で『2週間使ったファンデーションのレビューです』と、商品名と使用期間を伝えます。良かった点として『伸びが良く、塗りやすかった』を実際に塗る様子を見せながら話します。気になった点として『私の肌では、夕方にややよれを感じた』と伝えます。最後に『乾燥しにくい季節の人には合いそう』と、向いている人を述べて締めます。

このように、使用期間、良い点、気になる点、向いている人、の4要素が入ると、判断材料として使いやすい動画になります。

視聴者が知りたい「向いている人」の書き方

デメリットを述べた後に、『こんな人には合いそう』『こんな人は別の商品も検討を』と、向き不向きを添えると、建設的なレビューになります。条件は、肌質や好み、使う場面など、具体的な言葉を選びます。ただし、医療的な判断や診断にあたる言い方は避けます。