Shortsの最初の1フレームは何を映す?一時停止でも分かる冒頭画面の作り方
冒頭の1フレームは、再生前のサムネ的な役割も持ちます。何を大きく映し、どこに文字を置くか。最初の1秒で内容が伝わる画面構成のチェックポイントを解説します。
Shortsの冒頭1フレームは、『何の動画か』を1秒以内で伝える看板として設計するのが得策です。閲覧環境によっては、再生される前や、スワイプしている途中の映像が見られることもあります。
ここでは、最初の画面に何を置くか、置いてはいけないものを整理します。
最初のフレームで確認する5項目
この5つは、編集画面で最初の1フレームを止めて、実際にスマホで見て確認できます。
- 主役が大きい:被写体が画面の中央付近で、小さなスマホの画面でも判別できる
- 文字が短い:テロップは1〜2行。読むのに時間がかからない
- 情報が1つ:伝えたいことが複数あると、どれも伝わらない
- 暗転やロゴが入っていない:真っ黒なフレームや会社ロゴで始めない
- 動きの予兆がある:次に何か起きそうな構図や表情になっている
文字の置き場所
縦型動画では、画面の下側にはタイトルや投稿者名などのUIが重なり、右側にもボタンが並びます。重要な文字をそこに置くと隠れてしまうため、上下左右に余白を残して中央寄りに置きます。
プラットフォームごとにUIの位置や大きさは異なり、変更もあるため、投稿前にプレビューで確認することをおすすめします。
最初のフレームを決める手順
おすすめは、完成した動画から『最も内容が伝わるカット』を選び、その直前から動画を始める方法です。最初に表示される映像と、動画の見どころが一致していると、内容のずれが減ります。
たとえばレシピなら完成品、解説なら要点を書いた画面、ビフォーアフターなら変化の中心部です。撮影後に冒頭を差し替えられるのは、編集の強みです。
失敗例と直し方
どれも、編集で簡単に直せる内容です。一度、直近の動画の最初の1フレームを並べて見比べると、改善点が見つかりやすくなります。
- ロゴアニメーションで始まる→削除し、見どころのカットを先頭にする
- 暗い映像からフェードインする→最初から明るさのあるカットで始める
- 小さな文字が複数並ぶ→要点1つを大きな文字にする
- 被写体が小さく遠い→寄りのカットに差し替える
スマホ実機で確認する手順
パソコンの編集画面で見える見え方と、スマホで見える見え方は異なります。実機で確認するには、書き出した動画をスマホに送り、全画面で再生します。
確認するのは、文字が読めるか、被写体が分かるか、主要な要素がUIに隠れていないか、の3点です。確認は投稿前の習慣にしておくと、後から気づく手戻りが減ります。
最初のフレームとフックの関係
最初のフレームは、フックの一部です。映像が示す内容と、最初の1文が一致していると、メッセージが強く伝わります。たとえば『この設定を変えると〇〇が減る』という一文なら、設定画面の映像から始めるのが自然です。
映像と言葉が別のことを指していると、視聴者は混乱します。冒頭の1秒は、映像・文字・音声を同じ方向にそろえて作ってください。
ジャンル別の最初のフレーム例
どのジャンルでも、最初のフレームが動画の中で最も内容を象徴する場面であるかを基準に選びます。
- 料理:完成した料理のアップ
- 美容:仕上がりの顔、または悩みを示す部位
- 解説:要点を書いたテロップと話者の顔
- 店舗:看板メニューのシズル映像
- ゲーム:見せ場の直前の画面
編集ソフトでの作業手順
編集では、まず本編を組み、次に冒頭に使いたいカットを選び、それを先頭に置きます。そして最初の1フレームを静止画として確認し、5項目のチェックを行います。
チェックの結果、文字が読みにくい、被写体が小さいなど問題があれば、カットを差し替える、拡大する、文字を調整するなど、小さな修正を重ねます。この確認作業は数分で終わりますが、効果は意外に大きいです。
直近5本の最初のフレームを並べて点検する
直近の動画5本の最初の1フレームを並べて、スマホで見てみます。何の動画か分かるか、文字が読めるか、被写体が分かるかを確認します。
弱い動画があれば、見どころのカットを先頭に差し替えて再度書き出します。改善前後の冒頭の維持率を比べ、画面構成の効果を自分のデータで確かめてください。
サムネイルとの関係
ショートにはカスタムサムネイルを設定できる場面と、そうでない場面があります。仕様は変更されやすいため、公式のヘルプで確認してください。設定できない場合は、最初のフレームがそのまま顔になると考えて作るのが安全です。
最初に不自然な加工や不快感を与える映像を置くと、規約違反や低評価につながる可能性があります。