メディア/台本の書き方

ブログ記事・長尺動画をショート動画の台本に変える手順。1本から5本作る切り出し方

ショート動画編集部byNobiru AI
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既存のブログや長尺動画は、台本の材料の宝庫です。要点の抜き出し、1本1テーマの切り分け、話し言葉への変換まで、再利用の手順を例つきで解説します。

ブログ記事や長尺動画からショート動画の台本を作るときは、「全体を要約する」のではなく、「1つの主張だけを取り出す」のが成功のコツです。1本の記事から3〜5本の台本が作れることも多く、ネタ切れの解消にもなります。

手順1:見出しごとに主張を抜き出す

記事の見出しを順に見て、それぞれが「1文で言い切れる主張」を持っているかを確認します。言い切れる見出しは、そのまま1本のショート動画になります。

例:「冷蔵庫の整理術」の記事で、見出しが「上段は賞味期限が近い順」「野菜室は立てて保存」「調味料は扉に」とあれば、3本の台本の核になります。

手順2:書き言葉を話し言葉にする

文章をそのまま読み上げると、長くて硬い原稿になります。次の変換を行いましょう。

  • 一文を30〜40字以内に切る
  • 「〜である」「〜と考えられる」を、「〜です」「〜ですよね」に直す
  • 接続詞(したがって、しかしながら)を、「だから」「でも」に替える
  • 詳細な説明や例外は削り、概要欄やプロフィールのリンクに回す

記事の内容を使う場合は、自分が権利を持つ文章に限ります。他人が書いた記事を無断で動画にすることは、著作権の侵害にあたる可能性があります。

手順3:ショート向けに順番を入れ替える

ブログは「背景→説明→結論」の順で書かれることが多く、そのまま台本にすると結論が最後になってしまいます。ショート動画では、結論を先に言い、理由を後から述べる順に入れ替えましょう。

つかみは、記事のタイトルや見出しから、問いの形に直すと作りやすくなります。例:記事タイトル「ジャガイモの保存方法」→ショートのつかみ「ジャガイモ、冷蔵庫に入れていませんか?」

最後には、記事への誘導を1つ入れます。「詳しい手順は、プロフィールのリンクから」のように短く伝えましょう。

例文:記事の1見出しから30秒台本へ

元の記事(見出し):「ジャガイモは冷蔵庫に入れず、常温で保存します」。本文は約400字で、理由や例外の説明が続く。

ショート台本:「ジャガイモ、冷蔵庫に入れていませんか?/低温では、でんぷんが糖に変わりやすく、味や食感が変わることがあります/風通しのよい、暗い場所で保存しましょう/芽が出たら、その部分は取り除いて。緑色に変色した皮の部分は食べないでください」

元の400字から、結論、理由、保存方法、注意の4点だけを抜き出して、約120字に再構成しています。詳細は記事に任せるという役割分担です。

食品の安全に関わる内容は、公的機関などの情報で裏を取ってから台本にしましょう。

記事への誘導の作り方

ショート動画から記事や自社サイトへ誘導したい場合は、締めの一言とプロフィールのリンクを組み合わせます。ただし、リンクの置き場所や使える機能は、プラットフォームによって異なり、仕様も変わりやすいため、公式ヘルプで確認してください。

誘導の言葉は、押しつけがましくならないよう、「詳しい手順は、プロフィールのリンクにまとめています」のように、事実だけを淡々と伝えます。動画の価値が高ければ、自然に見に行く人が増えます。

量産しすぎないための基準

1つの記事から複数本の台本が作れるからといって、同じ内容を言い換えて何本も出すと、視聴者に飽きられます。各動画に、新しい切り口か、新しい例が入っているかを確認しましょう。基準は「1本ごとに、単独で完結して価値があるか」です。

切り出しの優先順位の付け方

どの見出しからショート動画にするかは、次の基準で優先順位を付けます。まず、検索や質問が多いテーマ。次に、1文で結論を言えるテーマ。最後に、映像で見せやすいテーマ。この3つを満たす見出しから台本化すると、成果が出やすくなります。

逆に、前提知識が多く必要な見出し、図解が複雑な見出し、条件分岐が多い見出しは、ショートに向きません。そのような内容は、ブログや長尺動画に任せ、ショートからは入口の役割だけを果たしましょう。それぞれの媒体の役割を決めておくと、制作の迷いが減ります。

長尺動画からの切り出しの考え方

長尺動画の場合は、台本の書き直しよりも、盛り上がる区間を見つけることが先です。完結した話がある区間、結論が明確な区間、質問と回答が一組になっている区間を探します。切り出しの考え方は、サイト内の「長尺配信から伸びる15〜60秒を見つける考え方」の記事も参考にしてください。

切り出した区間の冒頭に、新しい一言のつかみを足すと、前後の文脈なしでも分かりやすくなります。文脈が必要な場合は、テロップで補足します。